不登校の子、勉強のわからない子のためのプロ家庭教師です

困っている子のために

When one door is closed,many more is open. 「ひとつのドアが閉まっている時、もっとたくさんのドアが開いているんだよ」ボブ・マーリー
元不登校で共感力が強い家庭教師です。
家庭教師歴20年以上 大人の目線で見ない、世間の見方に流されません。 その子の道が必ずあります。

フリースクールスタッフ養成講座 覚書

 不登校、学習障害とくくるのは抵抗を感じます。
 ひとりひとり、全く違います。
 それぞれのお子さんの様子をじっくり見て、その子に合う方法を見つけます。授業後にお母さんとたくさんおしゃべりして、いい勉強法を見つけることも多いです。
 子供たちは色んな人の目で、色んな角度で見てあげたいですね。私もその一人です。

不登校と発達障害2 質疑応答

フリースクールスタッフ 不登校支援者養成・研修講座
分科会 どう受け入れるか、不登校・発達障害 の覚書の続き、
スタッフへの質疑応答です。
スタッフ
埼玉 8年目のスタッフ
神戸 8年目のスタッフ
東京 24年目のスタッフ
神戸 20年目のスタッフ


質問1 ②の方へ。フリースクールのプログラムの中身を教えて下さい。

②「学び」 一緒に宿題をしよう、本読みをする?などその子に
      沿って楽しく、マンツーマンで一時間行う。

 「遊び」 月一回子供たちのやりたいことをミーティングで
      決める。

   例 4月初めの 「やりたいこと会議」

     小学生 マクドナルドへ・カラオケへ行きたい

     好評だったのは海賊ごっこ
      (砂浜で黒ひげ危機一髪やものを埋めて探すなど)

    自分たちで計画して実行する楽しさを味わう

 質問2 子供の代替わりで1からやり直す原因は

②時代が変わった、昔は長い子で6年在籍したが、今は軽い感覚でフリースクールに来て、すぐに 学校へ戻り、結局保健室登校に。フリースクールは塾並みの費用がかかるので家庭の経済状況悪化も考えられる。また、関西方面は学校の適応教室もあるから、そちらへ行くのでフリースクールの「場」が育たず、子供も経験を積めない。5カ月でやめたケースもある。フリースクールに戻ってくる子は少ない。経済的に来れない子のために地域で寄付を集める試みを始めたばかりだ。

やめた子には3月に祝いの会(卒業式のようなもの)や2年に1回実施しているOB会に誘うなど、いつでも来れると声をかけている。

 

質問3 子供・若者シンポジウムで精神科医になりたいと発言した子が知識を持っているスタッフが欲しいと発言した。現時点ではどのようにしているか。

①臨床心理士はいない、資格にはこだわらないが学習会を実施している。ボランティアで講習会を年一回実施している。外部とのつながりとして精神科医がいる。

②NPO法人に臨床心理士と精神科医がいる。スタッフがプログラムを作るときに相談、カンファレンスをしている。また、大学で当該講座を履修中の学生ボランティアがいる。他に教師、塾講師、不登校経験者、特別支援教育師など。

③医療的スタッフはいない。要望があれば信用できる医療機関を紹介するが、過剰医療の心配があり慎重にしている。親の会、不登校と医療との連携。スタッフは日本児童精神学会・LD学会へ研修に行く。

質問4 進路紹介・障害者手帳の取得などの対応はどうしているか。

①就労支援の情報は保護者から知ることが多い。

     職業訓練所へ行く。老人の食事援助

 23歳のOB 田舎に転居して農業を始めた例がある。

   経緯は本人からの希望で相談があり、
     3~4年前から月4回で農業を習っていた。

②手帳は障害者関連のネットワークからの紹介の子は来所前から取得していた。

手帳を取りたくない子もいる。他の子と同じような進学、就職を望んで、守られない環境へ行く。フリースクールに出来ることは年一回の卒業生のカフェイベントへの参加で社会体験を積むことを誘う。

 

③手帳は本人が「生きやすくなるなら勧める」
       「差別を感じるなら勧めない」

本人が主体である。手帳を「道具」として使いこなせればと。

障害者とレッテルを貼られる怖さ、抵抗はある。

取り組みとして

・この先どうやっていくのかの相談は他の人よりも多めにしている。

・すぐ就職に結びつかないが、仕事体験プログラムに誘う。

・就労支援を行うNPO法人とつながり情報を集める。

・すぐに働くのが難しい人は仕事先にも付き添う。

生活の質を重視し、就労も一つの手段と見る。

ファイナンシャルプランナーを招いてセミナーを開催

  障害者年金を利用した
   テーマ「一生働かなくても生きられる方法」
  親が他界した後のビジョンが見え不安を軽減した。

〇参加者(発達障害の理解を進めるNPO法人のスタッフ)の話

 手帳を持っている人が多い。

「支援付試行錯誤」の勧め。

 大学進学したい人など、チャレンジが難しいところでも、チャレンジするなとは言わない。

 柔軟に対応する。

②フリースクールは全部カバーできない、民間ハローワークなどにも頼る。OB会で情報を得られる。10年間アルバイト、農業と転々としフリースクールにも相談しつつ結局家業をつぐことになった子がいた。他の子に「すぐに就職しなくても焦らなくて良い」というメッセージになった。

③年齢の高い現状の厳しい子の親の集まりの親ゼミがある。自分たちで職場を作ろうという機運が出ている。

 

質問5 学校との連携はあるのか。

どのフリースクールも基本は子供が望んでいるかが判断のポイントです。

③親が動いている。親を通す。本人の希望に沿う。その子にとって良ければとるし、学校との縁を切りたい子はそれに沿う。

②本人が望めば出席認定手続きをとる。

 その経路は親⇒担任の先生⇒校長⇒教育委員会、フリースクールを視察⇒校長が裁量で出席認定をする。認定されればフリースクールへの通学定期券の購入も認められる。

①現状は出席認定を一人を除いて希望した。

たまに連絡相手の担任でフリースクールの見学を希望する先生もいる。その場合は当該生徒が担任と話ができるか確認して、出来ない場合はその旨を担任の先生に伝える。
 ある中学生は学校の学年主任と不仲。フリースクールが週一回で少ないと不満そうだった。

 

質問6 ②の方のフリースクールで発達障害の子が周囲の子とのバンド結成まで具体的にどんな経緯があったのか詳しく教えて欲しい。他のところで生徒がスタッフを殴った現場を見たことがあるので回避する方法はあるのか。

 

②訪問支援が大切

・前置きだが、男子中学生の家に3年通ったことがある。

あるとき、進学を勧めたら「裏切り者」と電話された。

訪問して1~2時間その子の話を聞いた。返事しかしないスタッフに対して「壊れたレコード」と言ったが、初めて自室に招いてくれた。暴言をした彼なりのおわびだったのかもしれない。彼の成長段階の一つでもあった。

・バンドの子たち

インドの部族は『子供にナイフをもたせケガをすることで危険を学ぶ』という考え方がある。

周囲の子は発達障害の子と「なぜぶつかるのか分からない」「なぜ伝わらないのか分からない」と言うが、スタッフは間に入らず、ひやひやしながらも見守り続けた。

 

それは…以前に衝突をさせなかった失敗の経験があったからだ。

二人とも発達障害だった。一人は人と接触するのに恐怖を感じる子だった。近寄られるのが嫌だともう一人に伝えたいと希望した。親も直接伝えたいと。しかしスタッフは二人とも傷つくのではと心配し話し合いを持たせなかった。結局、親は怒り、その子はフリースクールを去った。

 

そこで反省したことは…間に大人が入って「通訳」してはダメだと。

当事者に任せ、いろいろ大変だったがバンドを組むまでに

③友達になりたがる子がいて、それを嫌だと感じた子がいた。スタッフに嫌な旨を伝えて欲しいと言う。しかし、言っても理解できずまた行く子である。それでその現状を伝えた。

①すぐカッと怒る子がいた。ゲーム中、声をかけると「うるせえ」と何回も続く。

他の子から相談をうけるが、本人に言っても改善しない。

その子の特徴を伝えた。

行動パターン、どなりつけた後で周囲の子にちょっかいを出す。それがその子なりの「ごめんなさい」だと。

 

質問7 学校の先生も同じ気持ちだと思う。フリースクールから学校の先生に望むことは?

③障害のあるなしに関わらず、一人一人を大切にすること。

学校で可能かどうか難しいが、そのような雰囲気の学校になってほしい。

②よく聞く先生の言葉「一人の子を見られない、忙しい」
ある学校の先生の好例 

 授業でスポットライトをその子にあてる工夫
  国語の授業で漢字の画数を一人一人に聞いて
           子供に「先生」をやらせる。

①授業で進行の先生以外にもう一人先生がいるのでできるのではないか。

 

質問8(出席者への質問)不登校・発達障害の大学の授業の現状は?

 

〇学生・教育学部(岩手)15時間 不登校・発達心理学・不登校を含む虐待支援など

〇学生・教育学部(神奈川)不登校未経験者は学校で見た対応しか言わないので違和感があり、この講座に参加した。フリースクールのことを言おうとすると学校批判ととらえられ理解してもらうのが難しい。

〇学生(静岡県)大学でスクールソーシャルワーカーをしていた先生のゼミをとっている。

〇学生(神奈川)中等生徒指導授業で「いかに(不登校児童を)学校に来させたか」を語る先生は嫌われた。特別支援の授業はある。

〇学生(山梨)「どういう風に支援したら学校に来られるのか」の授業はあるが、具体性がない。

〇大学の先生(宮城)授業をもっている。フィールドワークをしている。そこで感じるのは「フリースクールに典型はない」ということ。現在、自分の研究室はフリースクールのような場にしている。




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不登校と発達障害1 現状

フリースクールスタッフ 不登校支援者養成・研修講座
分科会 どう受け入れるか、不登校・発達障害 の覚書です。
スタッフ紹介4名
①埼玉 フリースクール8年目のスタッフ
②神戸 フリースクール8年目のスタッフ
③東京シューレ 24年目のスタッフ
④神戸 20年目のスタッフ
始めに…
④発達障害と言っても簡単にくくれない。
 あらゆる子供がいる。
 スタッフ自身も自分も「もしかしたら発達障害かも」と思うことも。
①こころすることは…
  フリースクールは子供達の居場所であること。  フリースクールはあらゆる年齢の子がいる。
 発達障害の子はさまざま
 ・動き回る子  ・他の子と関われない子
 ・夢中になると話が通じない子
 ・周囲が見えない子 周りの子とどう関わるかが大事 その子の特徴を知って他の子と共有する。 例 テンションが上がって叫ぶ子   周りの子もまきこんで面白いと思える空間をつくる   周りの子もこういう特徴のある子もいると認識する    ある子の工夫・イヤホンで音を遮断
    (その子がいても「いい」という工夫)   周囲の子も「社会が思い通りにいかない」ことをその子を通して学べる
③東京シューレ5つの理念  1居場所であること  2やりたいことの応援  3自己決定の尊重(自由)  4話し合いで決める(自治・子供の参加・参画)  5一人ひとり違う存在・違いを認め合う  発達障害を診断名からひとくくりにするのは無理がある  どういうことで困っているか  その子の特性に合うように理解しやすい手段を選ぶ。  ・理解の仕方の違い=耳からからの情報が入りやすい子は聞かせる。
           映像からの方が情報が入りやすい子はタブレットを使う。  シューレは個別が必要な子は対応する   例1 〇〇ちゃんタイム(初等部)その時間は一人のスタッフがつく     翌年 サークルが発生。       ガンダムが好きな子に他の学年のガンダム好きも加わる      (さらに声優になりたい子も加わりアニメを流して演じるようになる)   例2 中1男子 学校側から拒否され、フリースクールに来た。     行動 人が好きで。抱きつく、キスをする。
       突然ちょっかいを出す。        物は飛ぶ、弁当はとる、トイレは汚す。    子供たちのミーティング 何とかせさない方法は?     いろんな意見が出た      「シューレは誰でも受け容れるところのはず」
    「あの子も『いられる場』だ」         「あの子は眠そうなときは危険だよ」     物が飛んできたら大きい子が小さい子を守るなど様々な工夫が始まる     パーティの準備をしてもいつもこわされるので見つからない工夫もする     その子は7年で卒業した。子供達「いなくなると寂しいね」     このように他の子がその子を受け入れられたのは、
    他の子たちも周囲に理解されているという安心があったからだと思える。   例3 18歳 女子 言葉の使い方に他の子とのずれがある。     例えば他の子に「友達をやめた」と宣言し、     「メールアドレスを消して」と言う。
    しかしそれがキツイ言葉だとわかっていない。     同じ子に「クラスメイトだ」と平気ではなしかける。    「友達」と「クラスメイト」が別なものと思い込んでいる。     人間関係が作れない。
    本人もつらい、忘れられない。
    同じことを何度も親に言い「いい加減にしなさい」と言われる。     スタッフは本人の「つらい」を聞くようにした。    課題 周囲の子に”特性”を知ってもらう手だてを見つけること ②発達障害は個性・特徴に「障害」という名前がついたと理解している。
小規模フリースクールの対応 
 失敗例   ①来訪時の告知が不十分で孤立させてしまった。   ②特性を伝えきれないで、「勝手にしている」と他の子が誤解した。    反対に伝えすぎて「特別扱い」で失敗      その子は暗黙のルールが守れない。急に奇声をあげる。      周囲の子の反応        その子がスタッフを独り占めするので、
       スタッフもその子も「勝手」と、責められる     周囲の子の不満
    「何で注意しないの?」     「スタッフが守ってくれないから、
      このフリースクールは私たちの居場所ではない」と
      フリースクールに来ず、公園やスーパーにたむろした。  改善例   ①新しい仲間が増える際は丁寧に告知する。    特性を言う。学年・性別・大人しい子とか   ②参加者のわかりやすい話し合いの場をつくる。
   発達の特性で理解しやすいもの、パワーポイントや
   タブレットを使用するなど。   ③苦手なこと、障害等を考える場を作る。   ④一日のスケジュールをホワイトボードに書き明示する。
    これはボランティアスタッフにも一日の流れが分かると好評。     スケジュール例 
      毎月第4土曜日=発達障害の子どもの遊び、プログラムを実施       毎週水曜日=発達障害児の学習対策  別の受け入れ方法の活用   ①学習障害のある子を5年ほど通常実施していた、
   土曜クラブを利用してフリースクールを行う   ②子供達が衝突しながら理解を深めた。    不登校の子と広汎性発達障害の子    一時はいじめに近い状態になったが
  「でも友達だから理解したい」と今はバンドを一緒にするまでになった。
  (別ページの質疑応答の質問6に補足あり) 課題   ①その子達が卒業してまた1から始めなくてはならない。   ②年齢、所属期間が短い。


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研修レポート フリースクールとは何か4 質疑応答

以下質疑応答です。答えた方別で、
            ①~④は前出のスタッフ紹介順です。

質問1 フリースクールのスタッフは「先生」と呼ばれているのか。     ②頑なにスタッフを「先生」と呼びたくない小1の子がいた。      その理由は以前、先生にひどいめにあい、
              それを思い出す言葉になるからと。     「先生」と呼びたい子もいて話し合いをすることになった。      スタッフ不参加のミーティングで何と呼ぶか話し合いをした。      子供がスタッフを命名し、スタッフの呼ばれたい名を話し合った。
     私(スタッフ)はあだ名で呼ばれている。

質問2 ”父親大嫌いクラブ”はどんなものでしたか?
    ③父親の悪口を言うところ。
     父親が嫌いな子がいてやっとその話ができるようになって
     自然発生した。      今では父親が大好きだと言う。
     必要なプロセスだったのではと思う。            当時スタッフは「そんなことない」と言うのを
       ぐっと抑えて「うん、うん」と(悪口を)聞いた。      相互理解のプロセスが自然にうまれたのが良かった。
     
 質問3 一日中テレビゲームをして問題ないのか?
    …どのスタッフも「必ず飽きる」と回答。具体的には…
    ③ゲームはコミニケーションのツール      放っておくと、子供達の方から自然と
      「このままでいいのか」と言いだす。      大勢いる場の力でコントロールしはじめる。      また、とことんやったら「もういい、やりたくない」と言い切る子も。      他の子に誘われてもやらなくなる。     ②脳の病気をもっている子がいた時は
     周囲の子供達が1時間遊んだら30分休むようにしようと決め、
     自分たちで管理し出した。 質問4 スタッフは子供達のむちゃぶりに応えるのか?     ①つきあう。人間としての喜怒哀楽を出す。     ②子供からの提案はスタッフには一緒に楽しむチャンスであり、
     スタッフは一緒に楽しめる仲間でもある。     ③スタッフは共感し合える仲間     ④子供になめられるのが嫌だと思う人はスタッフに不向きかもしれない。      スタッフは一般社会にはまらないように心がける。     「痛いから居たい」へ。役割ではなく人として接する。
質問5 フリースクールごとにいろんなスタイルがあると思うが、    ①の方はフリースクールを一週間で立ち上げとそうですが、
   具体的な行動は?
     ①すると決めたらすぐに不動産屋をあたり、アパートを借りた。
      最初は近所の子が一人だけ来た。      「自分のしたいことをするところ」というコンセプトを、
               田舎だからかすぐに評判が広がった。       子供が5人に増えたとき声などの騒音の問題があり
       今の場所を子供たちと一緒に探し移転した。 質問6 見学の子がくるときの対応は
   もともといる子がどうするかルールなどを子供達で決めているのか
   大人が導いたのか、自然にそうなったのか。
     ①子供が”社会”を自然に作る。
      スタッフは闇の社会を作らないよう「いじめ」だけは注意する。      ②話し合いは子供達自身に不都合が出て来たときしたいと言いだす。       例えばCDを貸したらひどい状態で返されたから等。
      見学の子はとても緊張しているから
      スタッフの目線では子供たちはダメだと言う。        スタッフはDV被害などのある子を個別で対応する。      ④ルールについては
       ケースバイケースで「これならいい」はない。        子供にとって自然発生的なものが良い。        思わぬ方向に行くこともあるが効果があった。         例えば玄関にぬいだ靴がごちゃごちゃで片付かなかったとき           子供たちは乱雑な靴は「これ入れちゃうぞBOX」を作った。          スタッフは「どうかな?」と思ったが、
                    ちゃんと片付くようになった。




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研修レポート フリースクールとは何か3 

スタッフ紹介(3人目、4人目)

③神戸のフリースクールのスタッフ
〇フリースクールを始めた動機。
 通信制の教師を勤めていたが、神戸の震災がきっかけで閉校。
 民間のフリースクールに請われて赴任。    対等に話ができる子供たちに出会う。
   その後そのフリースクールは移転し、自分でフリースクールを始める。 〇活動
  地域密着、家庭的なフリースクール。
  最初は自宅で始めた。ミーティングが主。   自分たちで使うものは自分たちで作らないかと提案した。   例1「テーブルが欲しい」 一枚板を2年かけて作った。     作りたいものは何でも作れるんだと子供たちは学んだ。   例2「家を作りたい」 
   地元の自治体の子供夢基金にテーマを応募し通った。    慣れぬ工具を使い、温室の廃材を使って8ヶ月     小学校の先生の協力があった。
    また技術を大工さん、ガラス職人のプロに習う。
    感謝の気持ちも生まれる。   ほかに…「オレンジレンジのコンサートで沖縄に行きたい」など  仕事体験 子供が「したい」⇒スタッフが資料を集める        希望の職種を決め、子供自らが窓口へ行き、
       服装などふさわしいものを聞いてくる。 〇フリースクールに来る子との面談  顔色の悪い子どもと家族など、子供は緊張している  初めての面談は子供に年齢と名前しか聞かないこともある。    心がけていることは
    真正面に座らない。
    見学したいかどうかも子供自身の意思を尊重する。        こちら側からはあまり働きかけない。  スタッフは直接介入しないが、子供自身が「私はこれでいいんだ」
                    と思えるように配慮する。  子供がフリースクールを自分の場と思えれば必ず自分からしゃべりだす。
 しゃべるまで基本待つ。  観葉植物の陰にかくれる子がいる。理由は人と会いたくない、一人でいたい子。  スタッフは「ここに来たら何をしたい?」と先ず聞く。      
④東京のフリースクール スタッフ
 フリースクールに学生時代から関わり20年のキャリア 〇活動  子供が「やりたい」と言ったらやる。「やめたい」と言ったらやめる
  その時どういう態度をとるかで、大人が試される  例1 どういうことがやりたいの?「体を動かしたい」
    ⇒公園へ。数分で疲れた止めたいと言うこともある。  例2 ゲームが好きな子。「新しいゲームが欲しい」        ゲーム購入費は2カ月分の予算にあたり
         2カ月間、何も買えないけど我慢するかと問う。          子供は我慢すると答え、実際に我慢した。       子供達は自分たちで決めたことは納得できる。  例3 スタッフが出かけるかと誘う。どこへ行くかと意見が多発し、
    結局出かけたくないに落ち着く。       スタッフからの提案はうまくいかない。
      子供の発案が大切だった。  例4 千葉県に調理室ができた。使おうとするスタッフの提案は頓挫した。
      使って欲しいタイミングを期待すると外れる。 〇スタッフの立ち位置
 ・スタッフも一緒に楽しむ。   フリースクールは”楽しいことを忘れた子がくる処”   ”楽しいと自主性が生まれる”  ・ミーティングでのスタッフの1票と子供たちの1票の価値は同じ   自主性が育つと卒業である。  ・次の代の子供達に「前の子供達はこうしていたよ」と言うのは良くない
  言うと自主性が育たない。  ・傷ついた子を受け入れる、安心する場の提供の心がけ。   子供達それぞれ入ってきた時期が違う。   先ず安心の場であることの保証をする。    例 自分を出せない子 机の下に隠れて出ない子
    (父親との関係が悪かった) 
      話せるようになり”父親大嫌いクラブ”を結成。精神的に安定してくる。 




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研修レポート フリースクールとは何か2

スタッフ紹介(二人目)
②高松のフリースクール スタッフ   〇フリースクールを始めた動機
 カウンセラーをしていた。
 不登校で家から出てはいけないと言われた自分の行動を規制される子の電話相談を多く受けた。
 アメリカのオルタナティブ教育
  どんな教育をうけるか、教師、クラスも本人と親が選べると知った。 〇活動 1996年開始 ・子供は強要されない。したいことをとことんさせてくれる場。   人に「こうしよう」と提案するのが楽しくなる。言うと実現できる場にした。 ・就労支援 カフェ 身体によい食べ物を提供する(食材から作る)
        フレンチシェフへ全員が修行に行く。       ゼロから自分たちでやる。(会場を借りる交渉などから)       なるべく自分たちで得た収益で運営する。       経験を積む中で、自分で考える力がつく。 ・学歴の無い中でどう社会に役立つか。   ある子供の例    その子が小3のとき本物の人形劇を見たいと希望。
   パリへ行きたい、空気を感じたい、
     資金を自分たちで100万円貯め実現した。
     後にすばらしい人形劇をした。 〇スタッフの立ち位置  すべての子供がそうだとは美化したくないが、
  先ず「やってみよう」と否定しない。
 失敗しても学びになる。失敗を恐れない子供になった。  傷ついた子を受け入れる、安心する場の提供の心がけ。  19年前、皆元気がなかった。  
 ゲームに付き合う。   始めは”無法地帯”状態になった。 
  子供たちから居心地が悪いのでルールを作りたいと提案される。
  自分たちで過ごしやすいようにルールを作った。
〇フリースクールの見学する子供について  子供自身が来たいのかどうか面接するが目をみればわかる。
 機が熟していないなら参加を伸ばす。  他の子供達への対応。
  事前に見学の子がくると伝える。   子供達自身がどう受け入れるかをミーティングで話し合う。
    スタッフが言わなくても見学する子の身になって考える。 〇親との関係
 親の会がある。   おじいさん、おばあさんは学校に行かなくても問題ないと
 いっても理解できない。   しかし、ロールプレイングを見せると理解でき、協力にもつながる。   子供のつらさに家族が気づくと子供が元気になる。






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研修レポート フリースクールとは何か1 

フリースクールの定義とスタッフ紹介(一人目)

フリースクール全国ネットのスタッフ養成講座の覚え書きです。

4名のスタッフ紹介と質疑応答がありました。

最初にこんな話から始まりました。  子供が家庭で安心して過ごせることが大切。
 家庭で安心できるならフリースクールに行かなくてもいい。  「フリースクールにも行けないなんて」と子供を責めるのは間違い。


フリースクールとは何か

フリースペース=居場所

フリースクール
 ・子供の学びの場
 ・ミーティングをする
 ・子供中心の活動の場 フリースクール全国ネットの定義
 「子供が自ら主体性をもって活動する場」     自由⇒自主性を含む言葉     傷ついた子を受け入れる、安心する場の提供。 スタッフ紹介
①長崎のフリースクール スタッフ
〇フリースクールを始めた動機   不登校の親の会を訪問して必要性を感じ、フリースクールを立ち上げる 〇活動(11年の活動)  勉強したい子はするが、来始めた頃は漫画をよむなどゴロゴロする。  ゲームをする。
    (トランプ・ボードゲーム・麻雀など時代によって変わる)
  ゲームはコミニケーションのきっかけになる。  農作業・木工・陶芸(薪拾いから) 
    地域に協力してくれる方たちがいる  就労支援 パン屋を開始。ゴールデンウィークにはピザ屋も      収益が活動費にもなる。
    自分たちで稼いだお金で活動することが自信につながる。 〇スタッフの立ち位置
 ・傷ついた子を受け入れる、安心する場の提供の心がけ。  ・スタッフの態度 喜怒哀楽を出す。スキを見せる、怒られもする。  ・フリースクールに来て、たんすなどの中に閉じ籠る子がいる。
   泣く場所が欲しかったとわかる。   「誕生日の子がやりたいことをする」日を設けて楽しませる。
 
 




私と一緒に勉強したい方は

子どもと若者のシンボジウム④ 21歳 男性

1月にフリースクール全国ネット研修に参加しました。

4人のフリースクール出身者、在籍者が登壇しました。
4人目の概要をご報告します。

男性 OB 21歳
〇自己紹介
小5から不登校に。王子シューレに2年間、東京シューレ葛飾中学校開設で移る。
〇していたこと。良かったこと
演劇をした。北海道への合宿を発案し、実現した。
フリースクールの講座で英語を学んだ。
中一から中三が揃っての修学旅行の実行委員長をした。
誰もが主役、スタッフがやりたいことを応援するのが良いところだった。
〇子供の立場から一般の学校との違いと感じることは?
フリースクールは多様な年齢の子と接する。(下は5、6歳、上は21歳)。年下の子と接するときは年上としての自覚「ちゃんとしなくては」と思った。
〇フリースクールに改善してほしいところは?
あったらいいなと思うことがある。自分は学校と合わなくて来たが、学校にもフリースクールにも合わない友人もいた。いろんな人に対応できる居場所があればいいと思った。
王子シューレは当時100人以上いた。ひとりになれる時間、場所が欲しかった。
〇スタッフとの関係・特徴
スタッフは自分のことをわかって親身になってくれる。
自分の不登校のきっかけは学校の教師の体罰だった。大人によいイメージがなかった。フリースクールのスタッフと接して大人のイメージが修復した。
〇子供たちで決めていくミーティングについて
東京シューレ
全体ミーティング…今後の方針
小・中・高別ミーティング…小さなイベントなど(部屋の使い方など)
やりたいこと実行委員会…年齢関係なし
自分の意見が言えるようになった。就職活動でのグループミーティングでイニシチアブをとれた。
いろいろな良い意見が出てぶつかり合いになる。
演劇部では2時間の部活を全部ミーティングに使ったこともあった。
 時間をかけて皆が納得するまで話し合える。学校だと小学生は先生がまとめる、中学校はリーダーがまとめるになってしまう。
〇フリースクールの経験のない親世代とのこと
不登校で半年ほどたったころ母親に自宅の近くにフリースクールを提案されたが、強く勧められなかった。2、3か月後に参加した。
〇フリースクールとの関わり始めの頃とその後の変化
もともと自分は活発でなく普通だったが、自分を出す楽しさを知った。
始めは居場所、学校の代わりだったが、今は自分の進路の応援、協力をしてくれるところになった。
現在は大学で社会学・心理学・人間関係について学んでいる。
フリースクールでは多様な年齢の人とのコミニケーションの楽しさを知った。それが大学で学んでいることにつながっている。
〇どんな進路に進みたいのか。学んでいる内容は?
大学でも実行委員会をしている。企画・営業の仕事をしたい。
〇将来のこと
企画・営業など相手としっかり関わりあえる仕事をしたい。自分の経験を他の人にも話したい。不登校を認知させたい。
〇不登校の経験やフリースクールの経験で気づいたことは?
人と接する機会はフリースクールで増えた。人との関わりの楽しさと難しさを学んだ。
〇フリースクールはこんなところというメッセージは、また理解して欲しいことは?
学力の伸びる場のイメージ。大学進学後よりもフリースクールの経験の方が上回るのではないかと思う。
〇東京シューレへの安倍首相、文部科学大臣の訪問があったが、どんな支援が欲しいか。
自分の卒業から6,7年経つ。現状と違うが、自分の在籍時は学割が無かった。
 






私と一緒に勉強したい方は

子どもと若者のシンポジウム③ 22歳 男性

1月にフリースクール全国ネット研修に参加しました。

4人のフリースクール出身者、在籍者が登壇しました。
3人目の概要をご報告します。

男性 OB 22歳
〇自己紹介
三重県。小学生のころはフリースクールになじめず、中1から高校卒業まで参加
〇していたこと。良かったこと
始めはパソコンで遊んだ。中三から備品のギターを始め、はまった。ライブ、イベントなどをし、自分はギターしかした覚えがない。専念できたのがよかった。スタッフは週一でスタジオを借りる協力をしてくれた。
フリースクールは普段は皆バラバラ、週一回ミーティングをした。自分のことに集中するときと皆で協同で行動するときがあり、そのメリハリがよかった。
〇子供の立場から一般の学校との違いと感じることは?
一般の学校は”やらされている感”がある。集団意識、周りと合せなくてはならない。
フリースクールは自分で考え、決め、行動する。
〇フリースクールに改善してほしいところは?
一つの部屋に皆がいてバラバラのことをするので、自分のギターの音がうるさかったかっもしれない。人数が少なくて何とかなったが、もっと空間があった方がよかったかな。
〇スタッフとの関係・特徴
見学で学校の先生が来たときはふところの大きさが違うと思った。
基本的に否定しないのがフリースクールのスタッフだ。
〇子供たちで決めていくミーティングについて
小規模なフリースクールなので、やりたい人がまとめる。他にも加わりたいひとが出てきたら多人数になる。自分の意見が言えるようになった。
〇フリースクールの経験のない親世代とのこと
親は抵抗感はなかったようだ。自分のいた小学校にフリースクールのような場が併設されていて、それを見た経験もあったようだ。高校は全日制を体験したが馴染めず、両親も「それでいい」と認めてくれた。
〇フリースクールとの関わり始めの頃とその後の変化
中3からのギターを今も続けている。ギターを始めて自分に自信をもった。仕事としたい。高校卒業と同時に上京し音楽学校に進学した。コンクールで2度グランプリをとった。プロの演奏家を目指す。
〇将来のこと
ソロ名義で、アメリカ合衆国でも活動をしたい。バークリーにも行きたい。
〇不登校の経験やフリースクールの経験で気づいたことは?
自分は受け入れられると思った。
年齢さの大きい色んな人と接することができた。
〇フリースクールはこんなところというメッセージは、また理解して欲しいことは?
何かを見つけられる場。
何もやらなくても良い場。
放り込まれて何をするか自分で探す場。
〇東京シューレへの安倍首相、文部科学大臣の訪問があったが、どんな支援が欲しいか。
フリースクールの面積だけではなく、スタジオがあればよかった。




不登校経験・家庭教師 私と一緒に勉強したい方は

子どもと若者シンポジウム② 15歳 女性

1月にフリースクール全国ネット研修に参加しました。

4人のフリースクール出身者、在籍者が登壇しました。
2人目の概要をご報告します。

女性 中2 15歳
〇自己紹介
中2からフリースクールに参加。
〇していたこと。良かったこと
ふだんは漫画を読む。
皆と一緒に行動をする…月一回のミーティングでやりたいことを決める。(映画に行く・買い物に行くなど)
最近やっていること…音楽の器材がそろっているので、ピアノを弾いている。
フリースクールの機関誌を発行しているので、絵を応募している。漫画を描く子もいる。
〇子供の立場から一般の学校との違いと感じることは?
大人との接し方が違う。
〇フリースクールに改善してほしいところは?
一般の学校は敬語を使い距離を感じるが、フリースクールのはため口OKで話しやすい。学校は、軍隊的。校則など厳しく、息苦しい。
合唱曲が好きでコンクールを目指したがフリースクールでも体育会系のプレッシャーがかかることがあった。
〇スタッフとの関係・特徴
学校の先生は絶対的で子供に押し付けてくる。学校の特別支援コーディネーターに調子を崩して会うが、”問題を起こすなオーラ”を感じて会いたくない存在だった。
フリースクールのスタッフは広い価値観をもってくれる。世間的に悪いことでもちゃんと目を見て話してくれた。
〇子供たちで決めていくミーティングについて
ミーティングで提案して、自分たちの環境は自分たちで変えていく。(新しいテレビを買いたいなど)
〇フリースクールの経験のない親世代とのこと
拒食症になったこともあった。当時は高校進学が当然と思っていた。親がフリースクールを見つけてくれた。受かった学校には行かないのかと言われたが今はそれもない。
〇フリースクールとの関わり始めの頃とその後の変化
自分は広汎性発達障害らしい。空気が読めない。
フリースクールはのんびりしており、他の人ともふざけあえるようになった。慈しむ感覚。同じ時間を共有する楽しさを知った。
〇将来のこと
精神科医になりたい。福祉・特別支援学校の先生など、人間不信のある人の役に立ちたい。
〇不登校の経験やフリースクールの経験で気づいたことは?
後になって、普通の道から少し外れることで違う可能性に気付けた。
前向きに考えられるようになった。
〇フリースクールはこんなところというメッセージは、また理解して欲しいことは?
フリースクールは、まだ去年参加したばかりなので保留します。
〇東京シューレへの安倍首相、文部科学大臣の訪問があったが、どんな支援が欲しいか。
家庭での児童虐待、貧困の子供の支援。スタッフにも専門的な知識をもってほしい。





不登校経験・私と一緒に勉強したい方は

子どもと若者のシンポジウム① 22歳女性

1月にフリースクール全国ネット研修に参加しました。

4人のフリースクール出身者、在籍者が登壇しました。
1人目の概要をご報告します。
女性 22歳 
〇自己紹介
香川県。兄がフリースクールに通っていて、その流れで自然にフリースクールに参加するようになった。
〇していたこと。良かったこと
小学生の子頃は上級生に遊んでもらった。年齢があがると他の子をリードする側になった。
指示待ちではなく、自分から提案する。
自分のいた当時は遊ぶのが中心、おもしろいところだった”日本一バカなフリースクール”と呼んでいた。
ビジュアル系のバンドの子もいた。
現在は勉強をしたい子はするようになっている。
〇子供の立場から一般の学校との違いと感じることは?
フリースクールの方が積極的になる。人とちゃんと触れ合うのが濃い。自分で考え動いてする(調べる等)のが普通。
〇フリースクールに改善してほしいところは?
スタッフが一人しかいなかった。もっと欲しい。同性のスタッフが学生時代の話をしてくれたのが嬉しかった。
〇スタッフとの関係・特徴
スタッフは「先生」ではない。友達的(ため口・あだ名OK)。でも大人としての意見もしてくれる。
生徒同士の間にはいってコミニケーションをとってくれる、頼りになる存在。
〇子供たちで決めていくミーティングについて
昼から夕方まで話し合うこともある。書記や司会はじゃんけんで決める。
人前で話をできなかったが、その経験で話し合う楽しさを知った。
〇フリースクールの経験のない親世代とのこと
兄が小1から不登校だったので、自分の時は親は理解があった。ただ親戚は不安そうだった。兄が就職した最近の様子を見て偏見はなくなった。
フリースクールに行くのもしんどい時期もあった。学校へ行けと言われたがやがて認めてくれた。
〇フリースクールとの関わり始めの頃とその後の変化
引っ込み思案だったが、目立つことが出来るようになった。イベントの企画・バンド演奏・人前で話すなど。
指示待ちをしない。
〇将来のこと
自分で考えて動ける仕事をしたい。音楽が好きで、音楽療法のNPO法人を立ち上げた。障害者の役に立ちたい。
〇不登校の経験やフリースクールの経験で気づいたことは?
ほとんど勉強をしてこなかった。
バイトでも差別するような大人にも会わなかった。地方でも不登校への理解が進んだかもしれない。
自分は小1のとき学校へは1日しか行っていない珍しい存在だ。それをアッピールポイント、強みとして生きていきたい。
〇フリースクールはこんなところというメッセージは、また理解して欲しいことは?
フリースクール=不登校・閉鎖的など暗いイメージだが、自分のいたフリースクールはパワフルな子供が多く、地域にも開かれている。自分のいる県はまだ閉鎖的で理解が遅れてはいるが、誰もが来やすいところであると発信しひろめたい。
〇東京シューレへの安倍首相、文部科学大臣の訪問があったが、どんな支援が欲しいか。
施設の提供。現在は民家を自分たちで改装しながら使っている。スポーツも公共施設へ移動して行っている。しかも行ってみないと使えるのかどうかもわからない。
フリースクールとは何かを学校の授業のカリキュラムにも挟んで欲しい。



不登校経験・私と一緒に勉強したい方は

フリースクールスタッフシンポジウム

1月にフリースクール研修会を受講しました。
以下はスタッフシンポジウムの覚書をまとめたものです。

4名の先生(スタッフ)が登壇されました。
質問に対する答えは所属の番号の方が応じています。

所属
①「ビーンズふくしま」福島県 立ち上げ15年間、関わっている。引きこもりや被災児童支援を行う。 スタッフ36名。
②「フリースクール札幌自由が丘学園」北海道 1993年創設。勤務15年目。スタッフ常勤3名、中学生25名
③「東京シューレ葛飾中学校」東京都 8年目 常勤スタッフ13名 講師7名 生徒124名 
④「フリースクール ネモ」千葉県 NPOを立ち上げ10年。常勤1名 他2名 
質問 スタッフになった動機は?
①長男の不登校がきっかけ。
②教育大出身。フリースクールの方がおもしろいことができそう。現在子供たちの前では極力おもしろくするようにしている。
③姉と兄が学校の先生との軋轢で不登校だった。始めはボランティアで参加。学校の先生には絶対になりたくなかった。フリースクールは公教育では出来ないことが出来る。また子供が「できない」ことを伸ばす教育ではない。”共育”である。大人は完璧ではないと示せる、共に育っているところが良い。
④成り行き感も。自身は中2から不登校、引きこもりになった。 ネモネットに顔を出す。自分はフリースクール見学するも気後れで入れない子供だった。就労支援参加などの人生の迷いの中でこの仕事へ。人と一緒に過ごすのがぎこちなかったが、一緒にその場を過ごすことが大事だと気づいた。
質問 どんなスタッフを採用したいか?
①欠員があるとき募集。子供達に関わってほしい人は…
 「変な人」がいい
  子供たちはちゃんとしなければならないと教育されているので「あの人でも生きていける」と安心できる。
 社会の枠にはまらない、はじけられる人 垣根を下げられる人 急に”水かけ祭り”をされてもできる人
 スタッフには対話力が必要 フリースクールはミーティングが多いので、発言の少ない子の発言を促せる人
③人を緊張させない人。その人が安心できるようにする。この土台の上に信頼が出来、話し合いができる。
  スタッフは話の腰を折らない。
   ミーティングは週一回 少人数・全体会議はスタッフ、親の代表、子供の代表で構成。
   少数の反対意見も聞く。
質問 ミーティングについて
①ある子供の言葉「ミーティングはフリースクールの心臓だね」
 ミーティングは「やりたい」ことを拾う場 失敗しても良い。
 初めて講座を提案してドキドキしている子をスタッフが支える。
 新しく入った子がミーティングにとけこめるようにするためにはどうすればよいか、スタッフがその子とプレミーティングをすることもある。
 ミーティングは「やる」か「やらない」かを決める場。皆が参加できるためにはどうすればよいか。
 コンセプトは自信を失った子が自信を取り戻す場であること。
 先輩の子が新しい子をサポートすると、自信につながる。スタッフもそれをサポートする。
②「待つ仕事」である。焦らず待つことが大切。
 何か言いたくても言いだせない子を待つ。助け舟をだすこともある。
 まとめたくてもまとめられない子。泣きそうな様子でも困らないようにできることが大切。
④カリキュラムはない。子供達が「やりたい」ことを応援する。
  やりたいことはミーティングで決める。
    例 ウィンナを作る。(費用をフリマーケットでの収益を充てた)
  ミーティングで発言できない子は普段の会話でやりたいことを拾ってあげ、ミーティングで「言ってみたら」「一緒にいてあげるよ」と促すが、押し付けないようにする。
自己肯定感の低い子が多い。スタッフ自身の不登校体験を話して共感し、その子が大切な存在であると励ます。

質問 学力のある子とない子も一緒に行動?
②午前中(5時限)は個別学習や一斉授業をしている。珍しいタイプのフリースクール。カリキュラムは学年相応ではなく子供に即して組み替えている。
④通信教育を行っていて課題をもってくる子が一人いる。その子には隣の部屋でスタッフ一人ついている。
 他の子はゲーム、お菓子作りをする。目に見える評価ではないが成長している。自己肯定感が低い子が多いので自信を持たせるのが先決である。








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