不登校の子、勉強のわからない子のためのプロ家庭教師です

困っている子のために

When one door is closed,many more is open. 「ひとつのドアが閉まっている時、もっとたくさんのドアが開いているんだよ」ボブ・マーリー
元不登校で共感力が強い家庭教師です。
家庭教師歴20年以上 大人の目線で見ない、世間の見方に流されません。 その子の道が必ずあります。

不登校セミナー

 不登校、学習障害とくくるのは抵抗を感じます。
 ひとりひとり、全く違います。
 それぞれのお子さんの様子をじっくり見て、その子に合う方法を見つけます。授業後にお母さんとたくさんおしゃべりして、いい勉強法を見つけることも多いです。
 子供たちは色んな人の目で、色んな角度で見てあげたいですね。私もその一人です。

学校と社会性は関係ない…不登校セミナー クリスタルマジシャン、ミシェルさん

昨秋、自由創造たんぽぽラボ主催の不登校セミナーへ行きました。(2019年9月28日)
やっと内容がまとまりましたのでご報告いたします。

 講師はクリスタルマジシャンのミシェルさんです。神奈川県出身で17歳からニュージーランドへ行き、20歳で帰国しました。
 青山学院のオファーによりEテレのTEDで「常識」をテーマにスピーチしました。(スピーチはYouTubeでご覧になれます)
 当日はTEDでは語らなかった、強迫神経症や不登校など壮絶な体験をお父さんと話して頂きました。

 講演後のグループ別フリートークタイムでお父さんのお話を近くで伺い、それも加えて構成し、まとめました。終わりの質疑応答でニュージーランドの教育制度についても少し触れています。

 講演前にクリスタルマジックを披露していただきました。重いはずの水晶玉が近くから見ても浮いて見え、とても不思議でした。

 (休憩時間に子供たちにクリスタルマジックを見せているミシェルさん)
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発端


 幼いころは明るく社交的な性格で、将来が楽しみでした。

 ところが、テレビで人類滅亡を描いた番組が引き金となり、大きなショックを受け発症します。

 強迫神経症とは
 手を洗うと菌が怖くていつまでも洗い続け、壁にシミがあればいつまでも気になり続けます。生きているのが怖い、死にたい。放っておくと当時住んでいたマンションの7階から飛び降りてしまう恐れさえありました。

 小4の頃から薬を処方されますが、副作用で見えてはいけないもの…幻覚…見えてしまいます。

日本の学校では
 症状から「変わっている」といじめられます。
 薬の副作用と、いじめ…
 あまりにつらい時期…自分のことですが、当時を覚えていません。

 病院に入院したこともありました。そこは子供の自殺未遂の救急搬送が日常茶飯事でした。1~2か月後学校に戻ります。

 ところが、学校はそういう事情さえ認識しようとしません。
 薬の副作用で心拍数が異常にあがり体育の時間も走るどころではありません。友達と遊ぶのも辛いです。薬は…少し減らす、すると、悪くなる、元の量に戻されるが続きます。

 高校二年の時、
 薬をやめたいと激しく拒否しますが、急にやめると離脱症状が出て命に関わります。親御さんは反対し対立したこともありました。

 体重は37、38kgに落ちました。
 そんな中、活路を求めてニュージーランド留学を決めます。

 日本での学校にいい思い出はありません。小中高のアルバムは全部捨てました。

お父さんのお話 (高校の先生で、定年後私学の非常勤講師をされてます。)
 不登校については若いころは理解できませんでした。

 実際、自分の子供がなったときこんなに大変かと。
 また、不登校以前に強迫神経症にどう向き合うか。今日、明日はどうか?毎日子供の去就を気にする生活が続きます。

 教師の研修では、不登校は思春期の嵐、自分が自分で分からない。自分の評価が0~100まで変動する、イライラがすごい、子供にとっては戦場のような状態だと。 自身が26歳のとき「この平和な気分は?」と思い、それが思春期の終わりと実感しました。
  
 強迫神経症の本で、兵隊に行けば死の恐怖が常態化して症状が治まるとありました。それなら留学はどうか。海外に行けば、その緊張の中で症状が治まるのではと。

 ニュージーランドの留学生が身近にいたことがきっかけとなり、留学先が決まりました。
 当時、(ミシェルさんは)自分でスーツケースがしめられないほど体力が落ちていました。
 出発当日は、家を出るのがぎりぎりになり、この電車に乗らないと飛行機に間に合わない…そのとき体力のない子が走りました。

 留学後「帰りたい」と電話があると「いつでも帰っておいで」と答えました。

ニュージーランドの学校では
 日本人留学生は大きく二つのタイプがいました。
  真面目に授業をうけるタイプ
  問題を起こし困って「とりあえず海外へ…」と留学させられたタイプ
 後者は先生が日本語を分からないのをいいことに、ミシェルさんはいじめられ、お金もとられました。でも殴られても殴り返せる力がありません。ミシェルさんは英語が話せなかったので先生に相談できません。

 さらに別な事態が……
 ニュージーランドは精神系の薬の投薬歴があるとビザがおりません。
 だから、留学申請には敢えて書きませんでした。

 しかし、知られることとなり、学校に呼び出され、入国審査局から自宅待機を勧告されました。
 自分は好きで飲んだ薬でもないのに、なぜこんな目に遭うのか、ホームステイ先で死のうかと思いました。

ジョーンズ先生との出会い
 ジョーンズ先生は英語のできない子供たちに英語を教える先生で、日本語は話しませんが、授業ではカツラ、鼻メガネ等先生とは思えないものを使い楽しませてくれる先生でした。
 そのジョーンズ先生に声をかけられました。それも日本語で! 実は先生の奥さんは日本人でした。日本語を話さなかったのは…子供達がそれを知れば、甘えが出て、英語を使わなくなってしまうからでした。ミシェルさんはその一回だけですがジョーンズ先生と日本語で話しました。

 先生は、
「ミシェルは人間として問題ない。校長先生もニュージーランドにいられるように入国審査局に手紙を書いてるよ」
「日本人以外のタイや韓国の人とも仲が良い。勉強も頑張っている」と。

 やがて帰国しなくていいと許可が出ました。
 これは特例…非常に珍しいケースです。

 余談ですが…ミシェルさんをいじめた日本人留学生は器物損壊で訴えられ、入国5年間拒否の裁定が下されたそうです。

 その後、ミシェルさんは色んな発案をし学校生活を謳歌しました。
日本人紹介のビデオに出演しました。卒業式では成績優秀の表彰を受けました。

 自身の変化について
 日本では自分を40%しか活用できなかったが、元の自分の変わらない部分はあるが、ニュージーランドで話し方、人間性、運動能力が変わりました。

 現在、クリスタルマジシャンをして人を楽しませています。
 エンタティメントの道を選んだのはジョーンズ先生の影響です。
 先生は日本語が通じない環境で怯えている生徒の授業でエンタティメント性をもたせました。今の自分を先生に報告したかったのですが、残念ながら先生はその前に他界されてました。

ニュージーランドについて
 自然がすごい、ただ、ただ広く。スーパーマーケットは夕方6時に閉まり「やる気があるのかないのか」そんな国です。
 南極に近いので陽も沈まない…。
  移民の国で、街を歩いているとどの国出身かわからない人たちばかり、まるで「地球の公園」ようです。
 空軍はオーストラリアに委託。ニュージーランドの空軍のマークは「キウイ(鳥)」です。キウイは飛べない鳥です。それを空軍のマークにしてもいい国。

日本では
 子供にとって学校がすべて。
 学校が居心地が悪いとすべてが終わってしまう。

 学校に行かないと社会性がつかないのか? 
 学校は社会の縮図ではありません。
 同年齢の子を集めて、先生は「先生」しかしたことがありません。
 生徒も先生も未熟です。

 学校は行ける時だけ行ければいい。

 学校は、お金の取引もない、大人になって出る社会とは違います。
 今、プロモーションの仕事もしているが、お金の動きなどの裏側も見えます。
 社会は社会に出て学べます。
 今は、小学生ですごい質問をする子に会うが、そのソースはYouTubeでした。そんな時代です。

お父さんのお話 
 日本に帰国した時、見違えるように元気でした。
 親は子供を「どこまで見守れるか」

 今は一つのレールから外れたら駄目な時代ではありません。

 この子はこんなに凄いのかと思う瞬間があります。自宅にいたころは通信教育の教材を取り寄せたが、子供は一週間分を20分で終わってしまいます…出来ることの発見、出来ないことの発見の繰り返しです。
 子供はニュージーランドの高校は卒業しましたが、日本の大学はやめました。でも満足です。子供の25年間は壮絶でした。
  小5のときに「生きていけない」と言われました…。
 「将来は笑い話になるよ」と言い続けました。

質疑応答


質問①留学の背中を押したものは何ですか。

ミシェルさん: 
 親です。「いつ帰ってきてもいいよ」と言われると「もう一日頑張ろう」と思えました。
 また、出発の空港で大泣きした祖母の存在もありました。

質問②親として「心配」は手放せるでしょうか。

お父さん:手放せません。見守るしかありません。


質問③日本では普通でない生き方は難しいです。(うちの)子は「何もしたくない」と言います。

ミシェルさん:
 
 それは、体力がなくなっているときです。本当に何もできません。

 日本は本当に出る杭は打たれる社会です。

 何も知らない酔客に説教されることもあります。努力と、周囲と同じことをすればうまくいくと思い込んでいる人達。したいことを我慢して今があると思っている世代。したいことをしている人を認めると自己否定になってしまう。負の遺産です。

 自分は「普通じゃない」を極めるしかないと思います。

お父さん: 
 昔は階級にこだわらず出世できる、フェアでした。しかし、それは幸せとは関係ないと気づく社会になりました。かつて総合学科高校に勤務した時、不登校の子も就学してきましたが、入学後何の問題もありませんでした。
 普通高校は大学受験をフェアに行うためのところでした。それと違う総合学科高校に期待したのですが…今は後退してしまい残念です。

 ニュージーランドの学校制度について
 ニュージーランドの小学校は誕生日に入学します。
 高校は進路や仕事が決まったら個々に抜けていきます。残るのは大学進学をする子供だけです。その子に合った緩いカリキュラムがあります。
 またニュージーランドの子供の就学は無料で、留学生は高額です。ニュージーランドは留学生から活力をもらっている。いいやり方です。

.................................................END
※全体の講演に個別のフリートークで伺ったことを加え構成しなおしたものです。語尾は敬体にしました。
※名前の表記を訂正しました。×ミッシェル → 〇ミシェル 2020/01/16


セミナー主催 リンク

不登校・ホームエデュケーション
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私と一緒に勉強したい方は

最先端の教育とは~多様なマナビのかたち 竹内薫さん×茂木健一郎さんのトーク

NPO法人自由創造ラボたんぽぽ主催で、
2019年8月3日
藤沢市民会館で、
「最先端の教育とは~多様なマナビのかたち」
竹内薫×茂木健一郎のトークセッションに行きました。
その感想と内容をまとめました。
茂木さん竹内さん藤沢2s


















 お二人が登場し、主催者側の開始の挨拶中、竹内先生は着席されてましたが、開始早々に茂木先生は舞台を縦横に歩き回りました。
 私は、以前、友達から「茂木さんの講演へ行ったけど茂木さんは自由」と聞いてました。それを思い出しつつ、その話に違わぬ楽しい先生と思って眺めていました。

 トークの途中で会場の小5のお子さんを舞台にあげて茂木先生はインタビューを始めました。
  茂木さんはいろんな質問をしますが、小5の子は「えっと、え~と」という感じてすぐに答えられません。
 茂木さんはそれを「いいことです」と褒めました。

「ちゃんと答えようと考えるからスグに答えられないんです」と。

 確かに…子供は大人の質問に即答できないことが多いです。
 答えが出るまでじっと待つのが重要ですが、つい急がせてしまいます。すると子供たちは「別に…」という便利な言葉に気が付き、その後それを連発するようになってしまい…何も言わなくなってしまいます。もったいない…茂木先生は大人がしがちな失敗をしません。

 今回はトークのステージですので時間的な制約もあります。茂木さんの先の言葉はベストフォローでした。

 また、茂木さんはそのお子さんが録画中のカメラに映らない位置に誘導するなど気遣ってました。冒頭の茂木さんの自由に見えた行動は、そのカメラの映る範囲は舞台のどこからどこまでかをチェックしていらしたとおっしゃってましたが…その子のプライバシーも守ったということですね。

 動き回る茂木さんに対して、竹内さんは落ち着いた感じがしましたが、その竹内さんも立ちあがってトークが続きました。

 竹内さんはサイエンスライターです。教育テレビのサイエンスゼロの司会をされてます。娘さんに合う学校が無いとご自分で学校を作りました。ご自身は不登校を経験しています。(NPO法人自由創造たんぽぽラボ編 小冊子「ありのままで」参照)

 お二人は大学時代からの親友です。これについては後半で質問に答えてます。

※以下メモをもとにまとめたトークの内容です。語尾は「です、ます」の敬体に統一しました。主旨は違えないよう注意しました。自由なトークであり、私の感じたポイントですので途中、内容が飛んだように感じる部分もありますがご容赦ください。

茂木健一郎さん(以下、茂木さん)
 日本は教育の経験値が低すぎます。読み書きが必須で、教育は学校だけだと思い込んでいます。アメリカは100万単位でホームスクーリングがあり、普通のことです。日本は明治以来の失敗。作曲家のアルマ・ドイチャー(イギリス、2005年生まれ 現代のモーツァルトと言われるは学校へ三日しかいってません。学校は唯一の教育の場ではないです。

竹内薫さん(以下、竹内さん)
 日本の教育はプロイセンから輸入しました。それは軍隊を作るためのもので暗記型です。しかし、これからは人工知能に、今ある仕事の半分を持っていかれます。古い教育からの脱出が必要です。

 教育の目標は、社会に出たとき幸福に生きていくことです。

 私の作った学校の授業は1/2は英語、1/2は日本語、数学とプログラミングも学びます。全日制の生徒が増えてます。ただ、東京校は難しいです。子供はいいが、親がついてこれません。この学校に入学すれば大丈夫と、学校に丸投げの発想ではうまくいきません。問題の大部分は親。学校は親との連携が必要です。問題がある子がいれば親と話し合いますが、それを嫌う親もいます。

茂木さん 
 学習障害とギフティの問題は似てます。(両方とも)非典型的な子。スティーブン・ウィルシャー(イギリス・建築画家)はコミニケーションは出来ません。でも上空から見た街を、ビルディングの窓の数まで正確に再現できます。端からその絵を描き始めます。教室の一斉授業に合わない子です。

竹内さん 
 学年という概念もおかしいです。わかりやすいのが3月生まれと4月生まれ、一年近く違うのに一緒にしてます。一人の先生が個別にみられるのは10人が適正です。日本はプロイセン方式の教育を150年も続けています。

茂木さん 
 アメリカは教育の免許制度 Teach of Americaがあります。しかし、Teach of Japanができません。日本はこれ以上沈むとやばいと(気付く)スイッチがはいるのはいつだろうか…と思います。

 アメリカなどではハッカーなどPCが得意な子供、中学生等がセキュリティ部門の仕事へ応募し、採用され、早いうちに囲い込みをしますが、日本はやろうともしません。
 暗記などググれば誰でもできることをまだ持ち上げてます。(テレビの)東大生クイズなどがそれで、まだ有難がっています。

竹内さん
 第一次~第三次産業革命で暗記式学習は終焉を迎えています。これからはAIで不要になります。(日本はそれに)替わるのが出てきません。15年後には世の中が変わります。

 ゲームはクリアまで150時間かかります。自分もファイナルファンタジーを50歳から始めました。ゲームでマルチタスク能力が高くなります。脳を活性化します。

茂木さん 
 日本のマスコミはWHOのゲームについての資料を悪いと言っている部分だけを取り上げて害を強調します。バカです。WHOの資料をトータルで読めばゲームを評価しています。やりすぎや依存などはゲーム独自の害ではありません。

竹内さん
 ドラクエビルダーズは街や城壁などをつくるゲームです。

茂木さん 
 子供は高度な戦略をゲームでやっています。一人が将軍をやって世界中のゲーマーに指示して街などをつくりあげます。その将軍が実は8歳の子でした。
 全体を把握して指示をだせる、それができる子を世界が求め始めています。その変化への恐怖感を伝えるメディアはレベルが低すぎます。
 日本のユーチューバーもレベルが低いです。テレビのバラエティの真似です。
 日本には三つバカの壁があります。
   普通の教育のバカの壁
   メディアのバカの壁   テレビ
   ネットのバカの壁    テレビの劣化版

 日本でいいのは唯一、アニメだけです。

竹内さん
 日本は考えない訓練をずっとやっています。
 イギリスは15年前からプログラミング教育を始めました。その前に先生をちゃんと養成しています。日本は来年からやるそうですが、すでにイギリスに6年遅れてます。

茂木さん 
 英語力も必要です。小1で英検一級が目安。
 日本語圏を出て英語を読めなければ情報は得られません。

竹内さん
 今は幕末なのに、まだ、江戸中期の感覚でいます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  茂木さんが会場の小5の子供さんを舞台に上げに即席インタビュー
    茂木さん いつも何しているの。ゲームはしてる?
    小5の子 学校へは行ってない。マイクラをやっている。
    茂木さん マイクラの攻略法は英語で書かれてるけど…英語はやってる?
    小5の子 …少し始めた。
 
        …などのやりとりがあり、子供さんは退場。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  
茂木さん 
 何歳でこうなればいいは、おかしいです。

竹内さん
 文部科学省も来年変えると言ってます。15年後もこのままだったら日本は滅びています。

茂木さん 
 ガレージバンドを知ってますか。
 一人でもバンドを作れます。フィナーレというソフトがあればできます。自分も出来はよくないけど作曲し公開しました。
 18歳まで楽器がダメ、音符が読めない、歌も下手な人が久石譲の現代音楽コンクールで優勝しました。

竹内さん
 自分はフリーランスが長いので学校に行かない不安がわかりません。仕事も原稿を書くので「引きこもり」です。不安な人はどこかに属したい、江戸時代の藩の感覚ではありませんか。

茂木さん
 基準があります。ちゃんとしたものが作れれば学校に行かなくてもいいです。無名時代の竹内は(出版社などに)企画を売り込んでいました。

竹内さん 
 たくさん出版社に企画を持ち込みまました。

 現在、自分の娘が行く学校が日本に無いから学校を作りました。

茂木さん
 若者が生き生きしていないと言うが、大人の責任です。リクルートスーツの若者などがそれ。

竹内さん
 何もないのに赤信号で止まる日本人歩行者。
 アメリカではそれをしたら、警官に不思議がられました。規則だから「こうやる」は思考停止です。もちろん自動車は歩行者と違い、危険だから信号を守るべきですけど。
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質問タイム
質問①
集中力について。アリの列をじっと眺めるのとマイクラにハマるのは違いますか。読書をすると寝落ちします。スマホはしません。

竹内さん
 好きなことは集中するものです。

茂木さん
 デジタルは意味が既に構成されています。アナログは見る人が意味を探します。アリの列なら、アリの動き、列の線など着眼点がいろいろあります。デジタルは何を読み取るかの力はつきません。

質問② 
お二人の読書の経験を聞かせてください。

竹内さん
 マンガ少年でした。
 子供の頃、おばにマンガを買ってあげるけど、一冊、活字の本も選ぶようにと言われました。仕方なく「がんばれヘンリー君」を選んだのですが、それがきっかけで本も読むようになりました。小学校高学年、中学ではふとんの中でも読むような本の虫になりました。

茂木さん
 アニメ・マンガ・活字は情報の質が違います。
 アニメは風景を体験できます。セリフの掛け合いは活字では味わえません。

 自分は岩波の解説目録を読むのが好きです。
 ジイドの「聖アントニウスの誘惑」の解説など読むと、情報の圧縮力がすごいです。

 ソフィストは物事の本質でないことを語ります。
 ソフィストとソクラテスの対話はマンガでは表現できない濃縮力があります。

 マンガ、アニメ、本、全部必要です。

質問者から… 
小3の子供はいつも「かいけつゾロリ」しか読みません。

茂木さん 竹内さん
全巻、読みつくすまでいいのでは?

茂木さん
(ゾロリは)50冊以上出てるの?では、飽きるまで。

質問③
 人とのきずなが大切。でも引きこもりを肯定するようになるとラクになりました。引きこもりをイメージアップする、よいキャッチフレーズはありませんか。

竹内さん
 「引きこもり」の定義は何かということ。
人と会うのが怖い「引きこもり」は改善が必要です。
好きなことをやる「引きこもり」ならオタクです。

社会生活ができ、生きていければいいと思います。

茂木さん
 いいキャッチフレーズは…難しい…できません。
社会性の捉え方。ヘンリー・ダーガー(アメリカ・画家)は60年間誰にも知られず絵を描き続けました。彼の死の直前、絵が発見され、その作品に周囲は驚嘆しました。

 内面を表現する力があれば下手でも発表できればよいです。

 子供にはできるだけ多くの表現の仕方を教えるのが大事です。

 子供に作業をさせて、時間がきたらその都度片づけるのは本当はよくありません。時間制限なくやって、中断したらそのままにして、次はそこから続きができるのが理想的です。場所に制限があるとむずかしいですが。プロジェクトは一日では終わらないものです。

竹内さん
 自分の作業もやりかけのまま片づけません…原稿はちらかった汚い部屋で書いています。猫も邪魔をしにきます。編集者はそれを見てびっくりします。

質問④(子供からの) 
夜寝ないと人間死んじゃうから。好きなものをずっとやってて寝ないと死ぬの?

竹内さん
 気が付くとどっかで寝ちゃうから安心してください。

茂木さん
 脳は寝ているときも休んでません。記憶の整理をしています。
 いい考えが出なくても、寝ると新しいことを思いつくことがよくありますね?寝るのはムダではありません。

質問⑤(子供からの)お二人のつながりは?

竹内さん
 大学卒業後、物理学科、大学3年に編入しました。そこに茂木がいました。

茂木さん
 30何年間一緒にいます。大人になると利害関係ができるが、子供時代にはそれが無いからいいです。

質問⑥
 テレビではこんなに舞台を自由に歩き回る茂木さんを見たことがありません。こういう行動をとるのは何か意図があるのですか。

竹内さん 
今回のトークは本音で話してます。テレビは台本やNGワードなど制約があります。

茂木さん 
テレビなどのホスト役の時はゲストを事前に調べ、自分を出しません。

質問者 
自由にふるまったのは子供たちを勇気づけるためですか。

茂木さん 
そうです。こんなに自由にしていいんだと思ってほしい。
アメリカの州はホームスクーリングの子供を支援しなければなりません。
子供のニーズに応える、メンター的には大人が必要です。その子供の興味に合わせて、それに合うものを提供、あるいはその道のエキスパートと会わせるなどします。学校は子供のそんなニーズにどこまで応えられるかどうか。

以上メモをもとにまとめました。

終わりに…主催NPO法人の簡単なご紹介
他にも魅力的な、セミナーを開催されてます。
興味がある方は以下のリンクからHPをそっと見てくださいね。

不登校・ホームエデュケーション
自由に過ごす君へ  ホームページ
NPO法人「自由創造ラボたんぽぽ」
(神奈川県藤沢)
活動内容
ラボたんぽぽ(フリースペース)
マイクラ部
そとラボたんぽぽ
カフェたんぽぽ(親の会)
不登校相談
セミナー、講演会定期開催






私と一緒に勉強したい方は

不登校当事者の講演 「居場所がほしい」の著者

 5月中旬に 藤沢のNpo法人自由創造ラボたんぽぽ主催の不登校当事者の講演に行きました。

 当事者側と親側の気持ちを交互に述べる形式でした。

 登壇者、当事者側は不登校について下記の本を出版されている方、親側は娘さんが現在不登校で、起立性調節障害の啓蒙活動もされている方でした。

この本を出版されています。


 当日は不覚にも筆記用具を忘れてしまい…携帯でメモをとりました。短めになりますが…その方がいいかもしれないと思い、書くことにしました。(浅見さんのインタビュー記事のリンクを後ろに貼りました。お時間があるときに是非お読みください。)

まず当事者側から、
 いろんな、子どもたちに話を聞くと
 こんな声が聞こえました。
 「いつも頑張っていた。」
 「常に頑張っていないとだめ。」そして…苦しくなる。
 「私の話を聴いて欲しい。」でも先生は忙しそうだ。
  また、先生に「私」を見るのではなく「クラス」としてひとまとめにされるのが嫌だと。

 なぜ不登校になったのかと聞かれて…
 本人も理由はわからない。学校へ行かないことには罪悪感があります。
 理由をしつこく聞かれ、無理矢理、作って答えました。すると、周囲はその解決のために動き出してしまうことに。そこで、「自分は親を苦しめている」ともっと罪悪感に苦しむようになりました。

 不登校の原因(きっかけ)は
 自分はおとなしいタイプでした。クラスにやんちゃな(不良)グループがおり、いじめるターゲットをよく替えるコワイ存在でした。ある日、彼らがひどい悪ふざけをしました。それを知った担任教師が誰がしたのか「手をあげろ」と言ったら、そのグループが手を挙げ、後で別室へ来るようにと言われました。ところが、その不良たちは何もしていない自分も強引に同行させました。その別室で教師に、(後の仕返しが怖くて何も言えない)自分をやっていないこともしたことにされ、「さっき手を挙げなかった」と卑怯者呼ばわりをされました。それがきっかけでした。

 不登校の子に「かけて欲しい言葉は?」とよく聞かれますが…言葉というよりは「優しい気持ち」を感じたいです。

親側
 不登校の親の集まりでは子供に笑顔で接するようにとのアドバイスを受けました。笑顔になれません。でも、口角をあげるとセロトニンは出ます(だから意味がある)。それでも不登校にしたのは「私」と自責の念に苛まれました。子供には見せないように、辛い時は車の中や風呂場で大きな声で泣きました。(これは必要でした)

当事者側
 元気になったきっかけは…
 適応支援センターのカウンセラーとの出会いです。
 通常、周囲は学校へ「行く」そぶりを見せると喜び、「行けない」と怒る。「僕」を見ていない。学校へ行くか行かないかしか見ないと感じました。
 それに対してそのカウンセラーは僕の好きなことを聞いてくれました。好きな野球の話をしました。好きな球団についての話で盛り上がりました。初めて「僕」を見てくれました。
 学校へ行かないのは一番いけないことと思っていました。
 また、野球部の友達からのメールもありました。一人でも味方がいたことが一番大きいです。学校は傷つく場所ではなくなりました。 

親側 
 親が明るくなるのと娘が動き出したのがほぼ同時期でした。フリースクールへ。そこで娘の好きな声優の授業がありました。好きなことは這ってでも行きます。(今も)学校へは行ってません。でも学校に行ったら解決ではないと思います。根拠のない?(笑)…期待かもしれませんが(笑)

当時者側
 また、不登校になりました。ゴールは学校なのか?辛くても学校に戻るのは、ぶり返します。親と顔を合わせただけで腹が立ちました。
 やがて、親がカフェに行ったり、好きな福山雅治のコンサートに行くようになり、親が明るくなりました。(それが嬉しかった)。子供のせいで親が苦しむ自責の念から解放されました。

・・・・残念ながらメモはここまでです。

当事者…浅見さんのインタビュー記事のリンクです。お話が重複してますが、ずっと詳しく、良い記事です。お時間があれば是非ご覧ください。
不登校の子の居場所についてリポートする連載で、そのひとつです。





私と一緒に勉強したい方は

不登校になっても慌てない「おはなしワクチン」

過日、NPO法人 自由創造ラボたんぽぽ主催「東京サドベリースクール」の外部理事の蓑田雅之先生の講演へ行きました。
お話を伺って「安心できる」そんなあたたかい講演でした。

蓑田雅之先生のプロフィールをご紹介します。
「東京サドベリースクール」の元保護者、現在は外部理事。
 子どもがオルタナティブスクールに通うようになり、従来の学校教育のあり方に疑問を持ち、教育分野の研究に着手。自立した人間を育てるための保護者のあり方を探求する活動を行っている。
 各地で開かれるお話会では「サドベリー教育」について講演し、多様な学びを広げる活動を行っている。目標は「不登校」という言葉をこの世からなくすこと。「当日配布プリントより」(2018年)

蓑田先生のお子さんは不登校ではありませんが学校へ行かず、学びの場として東京サアドベリースクールを選ばれたそうです。現在、お子さんは興味あることを見つけると、自分でコンタクトをとって行くことをきめるなど自ら積極的に行動をおこしているそうです。

蓑田先生は自分の考えを押しつけず、人の話を親身に聞く、そんな姿勢の方でした。お話の様子では、ご家庭での話し合いをよくされているように見受けられました。特にお子さんの将来も、どんな未来であっても子どもが幸福ならいいのではと話し合ったエピソードは印象的でした。

講演の概要として
次のようなプリントを頂きました。

おはなしワクチンまとめ

〇不登校は法律的に見ても問題行動ではない。
〇義務教育は親の就学義務で、子どもの義務ではない
〇だから、子どもが不登校になっても慌てない。
〇不登校はチャンスでもある。
〇世の中には学校以外の魅力的な学びの場がある
〇不登校になったら学校以外の教育を選択する
 サドベリー教育 シュタイナー教育 自宅学習……
〇サドベリー教育はその中のひとつ
〇親も子も、同じ未熟な人間として対等であると考える
〇子どもを独立した人間と考え、親の価値観を押しつけない
〇子どもには自由とともに責任を与える
〇自分で考え、自分で学んでいく力をつける

興味のある方は蓑田先生の下記のサイトにアクセスしてくださいね。

講演の半ばでは参加されたお母さん方とグループをつくり、不登校についての悩みや、先生のお話について思ったことなどを話し合い、再度、講演にもどり、最後は質疑応答する、そんな催しとなりました。こじんまりした講演でしたから、質問もしやすく、あたたかみのある催しでした。帰りにこの講演の主催の方たちから、ラヴェンダーのアロマのお花を頂きました。

この講演の主催  ↓ホームページリンク
 神奈川県藤沢市で、不登校相談、子どものフリースペース、親の会などを運営。講演会や講座など、不登校への理解啓発活動を積極的に行い、誰もが自分らしい教育を受ける社会づくりを目指して活動中。    連絡先は labotanpopo@gmal.com

この講演のまとめ ↓
通学しないのは同じ…外出できない不登校と外出できるサドベリー…蓑田先生の講演①へ
サドベリースクールの体験を通して…蓑田先生の講演②へ


私と一緒に勉強したい方は

通学しないのは同じ…外出できない不登校と外出できるサドベリー…蓑田先生の講演①

蓑田先生の「おはなしワクチン」はこんな問題提起からはじまりました。

オルタナティブの子も、不登校の子も、

   学校に行かない
    
     家にいてやることは同じ       
             昼夜逆転
             ゲーム
                
でも…

  オルタナティブのひとつ、サドベリーなどの子どもは 
  普通に渋谷などへでかける。

ところが…
  不登校の子ども  外に出られない。家に引きこもる。

この違いは何なんだろう?

「おはなし ワクチン」を始めた理由。
   不登校の予防、不登校になっても大丈夫だと知らせたいから。
   保育園、幼稚園生を対象に始めた。

始めにうったえたいのは…
      親は「肩書を脱いで聞いてほしい」
 
    属性にこだわると子どもに通用しない。
   「親」「母」も属性である。
   「自分にとって」と考える。



不登校の現状
平成16年度 不登校生 132436人 中学生は35人に1人(30日以上欠席者)
             ※保健室登校生は含まない人数。

不登校は…突然やってくる。
     その時うろたえないための「おはなしワクチン」。

    不登校のきっかけ  
       いじめ、先生がキライ
         感覚過敏…音・光を過剰に感じる

                  最悪 死につながる

               不登校になると、家庭崩壊も 
                                   「お前(妻)の育て方が悪い」「夫の無関心」
              逆に家庭崩壊で不登校になる場合もある。

不登校になったら発想の転換を

     学校以外に多様な学びの場がある。

①法律から ②多様な学びの場について 
(この二つの面から不登校でも心配はいらないことを裏付けます。)

①法律  文部科学省は不登校、多様な学びの場を認める方向へ
   憲法26条(昭和22年)教育を受けられる権利
          親が子どもを学べるようにする義務
     学校教育法(同年)第1条 公立、私立の認可
                保護者に9年の普通教育をうけさせる義務
     教育基本法(同年)福祉国家をつくるために教育が必要

     敗戦時につくられた法律である。 戦前はエリートのみ教育を受けられた。

   義務教育とは無料で受けられる夢のような制度。
         A・子どもの権利を親が守る義務がある。
         B・子どもにとっては義務ではない。
            AとBの矛盾を解消するために
   2016年に「教育機会確保法」
          ↓
        本人の意思を尊重する。
        学校以外も認める
        学校復帰はしてもしなくてもよい。


       当時の文部科学省事務次官・前川喜平氏
       「不登校になっても全く学校に通う必要はない」

②多様な学びの場
 オルタナティブスクール 世界にもある。
   東京シューレ(日本)
   シュタイナー(ドイツ)
   サドベリー教育(アメリカ合衆国発祥)
   イエナ(ドイツ・オランダ)
   フレネ(フランス)など

 蓑田先生のお子さんが通ったサドベリースクール
    お子さんは中一から在籍した。
    場所は桜新町の一軒家 2009年に開設。 
    在籍者 5歳~高校生18歳まで 15名ほど 
        学年別意識はない。
 サドベリーとは
   サドベリーの由来
   アメリカのボストン、サドベリーバレーが発祥の地 
   広大な敷地と150人の生徒がいる。

   世界で40校ほど、日本は10校ある。

  サドベリーの運営方法は…
     デモクラティック(民主主義)である。
   先生がいない。いるのはスタッフ。
   カリキュラムがない
   家があるだけ
   生徒とスタッフがルールを決め運営する。
    桜新町のサドベリーで予め決まってたのは終了時間(15時半)だけ。
    皆で決めたルールは必ず守る。
   
サドベリーはどんなことをしているのか?
  しゃべっていることが多い。
  それぞれ、読書・図工・刺しゅう・料理(作って売る子もいる)
  お昼ご飯  弁当持参かコンビニで購入か、
        キッチンで作る子も。
  昼寝している子。

  ぶらぶらしている子。
  何をしていいかわからず困っている子。

           でもこういう時間も必要。
        
  日本の価値観の大きな変化

   以前は…
    子どもは勉強して大学、会社へ 一つのルートがあれば良かった。
    親や先生の言うことを聞けば自動的に人生がうまくいった。

   現在は…
    親や先生の言うことも聞いても必ずしも人生はうまくいかなくなった。
    AIの登場→医者という職業も大きく淘汰される可能性が出てきた。
    産業の変化 今までと違う新しい職業の台頭
         ゲーマー(eゲーム)がオリンピックの競技になる可能性
         ゲーマーのコーチで食べていける可能性がでてきた。

   学校は…教科書は作り採用されるまでに3年かかり、
      それを使う授業は時代の変化に遅れ、
      子どもたちは古い情報を学ぶことになる。
   
   これからは…
    自己肯定感・自尊感情・自己構築・行動力などのある、
    自立した人間が望まれる。(文部科学省も述べている)

  しかし…現状は従来の進級、進学、就職優先で枝葉のことに拘泥している。

   「生きる力」が教育から抜けている。
   (今までの学校至上主義と現実が合わなくなっている。)   

     
不登校生の親の悩み
 周囲とのギャップ 無理解。 親の開き直りが必要では。


 子どもにどこかに行って(通って)ほしい。→適当な場がない。

   子どもが行ける場の一つとして
      サドベリースクールの体験を紹介されました。
   その中で特にサドベリーで身についた自由、
     自由の本質などのお話がありました。
     サドベリーへの疑問・不安についても話されてます。↓そのまとめ
       サドベリースクールの体験を通して…蓑田先生の講演②

    



私と一緒に勉強したい方は

サドベリースクールの体験を通して 蓑田先生の講演②

蓑田先生の講演の内容 まとめ②
サドベリースクールへの疑問について…好き勝手にしていいとは?

Q/サドベリーは…
  先生がいない。好き勝手していい。
  どんな効果があるのか。
  勉強しないで大丈夫なのか。
  サドベリーでは中卒になる。

A/まず考えてほしいこと。

  サドベリーに出会って気づいた、
  考えるのをスルーした2つの大切なこと

  ①親って何?
     
  ②学校って何?
     
 ①親とは…
  子どもが生まれたら自動的に親になる。
  無免許運転のようなもの。
  一皮むけば親も子どもも未熟
   「親」であるだけで子どもにパワハラ
    例えば…
     親は間違えたとき子どもに謝っているか。
     親はかげで悪口を言ってないか
     親はうそをついてないか。
     電車などの優先席で寝たふりをするなどしてないか。
    
     親も子どもも未熟同志 対等である。
  
   親という属性は外すと親子は対等
    そんな親が子どもを「何とかしたい」とすると
    どこかの場面で親がウザクなる。

  属性よりも人間としての尊厳に目を向ける。
 
  サドベリーは
    大人と子どもが対等 
    サドベリーと家庭も対等

  ②学校とは…
    通っていればOKと思い込んでいる。
    何で学校に行くのか?
    勉強したことはどのくらい覚えているのか?
    生きていくのに学歴は必要か?
    先生と子ども、先生と親、学校と家庭は対等ではない。


  サドベリーに行くと上記の①②の疑問に向き合わざる負えない。

     答えはない…でも、自分で考えることが大切

  サドベリーは子どもを「子ども」と考えず
   「人間」として考えるから
             「教えない」
             「与えない」 

  「子どもの人生は子どものもの」

   親は子どもを「自分の一部」として見てしまう。
   でも「子どもは子どもの人生」。

  サドベリーは完全な自由 
   子どもに「自由と責任の両方を与える」
   「人生の責任は子どもがとっていく」。

Q/勉強しないで大丈夫なのか?
 子どもを自由にさせると本当に勉強しない。

A/勉強すると大丈夫なのは本当か?

 心配すべきは本人であり、
 親が先回りして心配すると本人はしなくなる。

 本人が自覚しない限り始まらない。

 子どもは別人格と切り離して考える。

 親の理想像は「勉強すると良い学校に行け、良い会社に入る」
   親はうれしいはクセモノ、これは親の価値観である。
   子ども本人が考えないといけない。
      「子どもの人生は子どものもの」  
   結論は
      「期待しない」
      「心配しない」

   親は子どもにしていることは他人にはしない。なぜか?
   他人の人格を尊重しているから。
   でも、自分の子どもにはしてしまう。


 サドベリーに行ってで気づいたこと。
   「子どもの人生は子どもに手渡す」


  Q・サドベリーの何をやってもOKは…
    甘やかしで社会性がつかないのではないか?
      
   A・これは自由の本質を考えてない言葉。

   自由とは…
    「大海に頼りない小舟で乗り出た状況」
     まるで「遭難した状況」
       「束縛された中での自由」は自由ではない。
          例えば…学校の休み時間など

   サドベリーでは
    誰も教えてくれない、
    自分で考えないといけない
             …とだんだん気づく。


       選んで学び取るようになる。
    
    サドベリーにいる子どもたちの傾向として
      小学校低学年 
            サドベリーは楽しい、好きなだけ遊べると思う。
      小学校高学年から 
            「これではいけない」と「現実」に気づき始める。


     自由とは…分を知る。分で責任をとる。分に来するもの。

   サドベリーにいたある中学3年男子は
         「自由って冷たくて厳しいもの」と言った。

   それをくぐりぬけてこそ、自立し、生きる力が育った。
     自分で探し、自分で選び、自分で行動するのが当たり前に成長。

   完全に自由にすると芽生えるかもしれないが、難しい。
   (補足・子どもが動き出したら、サポートしてくれる
    サドベリーのスタッフのような存在は必要ということでしょう)

   最終的に負うのは自分。
   自分で決めて行く。

 蓑田先生自身、サドベリーにお子さんを入れたのは
 親の欲だったかと考えたことも。

   もしかしたら、一生フリーター、あるいはホームレスになると…
   でも、自分で選択したなら幸せかもしれないと。
   家族で話し合ったそうです。

 
 親の役割とは何か…
  子どもは未来を宿した種である。
   親はプランター、あるいは地面。(栄養分)
   
   芽を出すのは子ども。強制出来ない。どんな種かもわからない。

   親はひまわりの種に、薔薇の花を期待しがちだ。
   親は何もできない。
   親は子どもに人生を手渡すだけだ。


   親は… 
    子どもに人生をひらく力があると信じること。  
    親は子どもの人生を奪ってても気づかない。  
    今の教育は子どもの自立を奪っている。

    幸せの価値観は子どもが自分で決めるもの。
    親が決めるものではない。
  
  反抗期  サドベリー育ちにはない。それは対等だから。
       親が抑圧的な態度をとるから反抗する。
       
       高校三年の時口論はあったし、
       男子なので無口にはなったがこれらは成長。


  「親」という漢字は木の上で見張る意味があり…よくない。
  それに対して「保護者」は良い言葉だと思う。


最後に不登校の親御さんからの質問がありました。

Q/中三の子どもがゲーム三昧です。働きかけはしなかった、親が勧めたものはやらない。
   塾だけは行っていた。そこの先生が渡してくれた本で動き始めた。

A/第三者がいいかもしれません。

  親が「子どもが変わってくれるかもと思う」のも違うかもしれない。
  親がチャンスを作ってあげたいと思うが、出会いは偶然なもの。
  本人が興味があるものなら提供してもいいが、頻繁だとウザクなる。
   友だちに好きなものを勧めるような「自然さ」

   意図があると子どもに見抜かれる。

                        以上が講演の内容です。

 子どもが自分で決めることはとても大切です。
 最近、不登校の親御さんから伺ったのですが、子どもが、進学して続く子は、「自分で決めた」子だそうです。親が強く促した子は続かないそうです。学校復帰に限りませんが、それを聞いて、自分で決めることの重要性を再確認しました。
 以前にアップした網野由香里さんの不登校への対処 (参考 登校しぶりの対処② 昼夜逆転はいい!)にもありましたが、本人が動き出すのを待って、動き出したら手助けする…雛が孵化するとき、卵の中から殻を割ろうとするのを親が外側から手伝う…イメージです。
  待つのはなかなか辛いですが…
    そんなときは悩みを共有できる場をもつのが必要ですね。

通学しないのは同じ…外出できない不登校と外出できるサドベリー…蓑田先生の講演①のページへ




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