不登校の子、勉強のわからない子のためのプロ家庭教師です

困っている子のために

When one door is closed,many more is open. 「ひとつのドアが閉まっている時、もっとたくさんのドアが開いているんだよ」ボブ・マーリー
元不登校で共感力が強い家庭教師です。
家庭教師歴20年以上 大人の目線で見ない、世間の見方に流されません。 その子の道が必ずあります。

私の経験から

 不登校、学習障害とくくるのは抵抗を感じます。
 ひとりひとり、全く違います。
 それぞれのお子さんの様子をじっくり見て、その子に合う方法を見つけます。授業後にお母さんとたくさんおしゃべりして、いい勉強法を見つけることも多いです。
 子供たちは色んな人の目で、色んな角度で見てあげたいですね。私もその一人です。

私が不登校だった頃 高校生以降~

 中学までを書いてから4年たってました。
 頑張ろうと立ち上がっても続かない…
 そんな子がいると聞いて、ああ私もそうだった。
 いやいや、
 私のは、かなりひどく逡巡しまくり倒しました…。

 今は、何とかしのげるようになった…

 続きです。

 中学を卒業し、私立高校に進学しました。
 出席日数が少なくても受け入れてくれ、
 なかなか雰囲気がよい学校でした。
 しかし、遠方なので、六時台に起き、七時には家を出なくてはなりません。
 やる気さえあればできる子と思われ、思っていたのですが…

 今思うと、起立性調節障害の傾向がありました。
 もしそうなら、本当に的外れなことをしました。

         | 午前中が弱い人は起立性調節障害の可能性があります
         | 起立性調節障害についてはこちらをご覧ください
         |           ↓
         |     起立性調節障害と不登校  

 朝は食欲がないので牛乳だけ飲んで家を飛び出しました。

 新たな気持ちで、高校では積極的に行動しました。
 ただ、続きません。早起きしなくては。前の日から緊張し…夜眠れない…どうしよう。行ったり、行かなかったり、行かなかったり…。とうとう行けなくなり…

 そんな私を見かねてとうとう母が言いました。
  「お父さんが『もういいよ。』って言ってたよ。」

 学校をやめる時は父と行きました。担任の先生が止めてくれました。まあ、登校すればやる気満々でしたから、納得できなかったと思います。
 そこの校長先生が父に行った言葉が胸に響きました。

     「学校でなくても学びはできます」
   
 後で友達が、「高校は冷たい。普通は止めないよ。」と言ったのでいい学校だったようです。

 さて、ではどうすればいのか。てっとり早いのは語学でした。外語学校に入りました。何もしないのは許されません。恰好がつき…とりあえず…です。始めはいいものの続きません。

 16歳。未来があると周囲は言いますが。
 それが何だと言うのでしょう。
 何の励ましにもなりませんでした。
 今は、それを言う側の年齢になりましたが、言わないです(笑)

 当事者には若さに何の価値も見えません。


 何をしても続きません。知人の紹介でアルバイトに行ったこともありますが、仕事内容は好きでしたが、小さな労働争議に巻き込まれてしまい、それを越えて頑張るような執着もなくフェイドアウト。そこの経営者は、私がまだ16歳だったことを若いと、とてももてはやしました。私は若いのは得だなと思う反面しらけてましたっけ。

 のこりの十代は何をしていたのか…引きこもりに近かった。ただ、中学の不登校学級で知り合った友達と京都や日光に旅行をした覚えがあります。
 
 その子から大検を教えてもらいました。先に述べた高校も彼女から教えてもらったことが、ヒントになり見つけました。
         |大検(現在は「高校認定試験」といいます。)
         |こちらで触れています 
         |        ↓
       |高校へ行かず大学進学する方法1  制度について
         |高校へ行かず大学進学する方法2 私の経験


 そして大検を受けました。動くことに臆病になっていた私が敵前逃亡をしないで済んだのは、
 二つ上の兄が励ましてくれたことが大きかったと思います。試験の前日、東京の下宿先から帰ってきて、「勉強しよう」と、声をかけてくれたからだと思います。当時の大検は易しかったので半分以上ラクに科目をとれました。そのあと、通信制高校に入り地理と生物の単位を取り、二度目の大検受験と合わせて資格を取りました。

 ただ、大学受験と大検のレベルの差は大きく、受験は簡単にいきませんでした。これ以上浪人したくない、どこかに決めたいと思ったとき相談した人から「私が卒業した学校が良かったけど」と勧められました。試験科目は小論文と面接でした。合格しました。

 その学校は、不思議な縁がありました。講師の先生に早逝した伯父の同僚の名前がありました。その伯父は誰もが尊敬する人でした。すぐに授業をとりました。先生も伯父を覚えていました。また、出席簿順で並んでできた友達もお父さんが伯父のことを知ってました。

 さらに先生の中にもう一人…父が法事で、久しぶりに会った親戚に「うちの子が勤めている学校に娘さんがいますね…」と声をかけられました。私はその先生の授業を受講してたのですが、良い学生ではなく、すでに卒業間近…(笑)まあ、予め知ってたら私はヘンに気を遣うタイプなので…その先生の授業はとらなかったかもしれません。

 「行動を起こす」とこんな嘘のようなことが三つも重なることもある…。
 
 それに不思議なことに、少しも学校をやめたいと思いませんでした。くたびれた時は学校に近い祖母のところに泊めてもらえたのも助けになりました。

 ところが、学校を卒業した後…どうしたらよいか分からなくなりました。

 何のビジョンもありません。今思うと大事な視点が欠けてました。
 学校を卒業したから不登校ではなくなった…でもそんなのが目標では私みたいになってしまう。
 あんなに悩んで苦しんだ「学校」へ行く必要がなくなったら…拍子抜けしました。
 まだ、その悩みがあった方がマシとふと頭をよぎり…ヘンですね。

 学校、学校とこだわってもダメ、その先があります。当たり前ですが。

 学校なんて手段にすぎません。
 根本でも最重要事項でもなんでもありません。

 悩みの根源に学校を据えてた私は浅薄でした。

 そして、外に出るのでもなく、「引きこもり」ですね。

 習い事をしても続かずやめるの繰り返し、思い出せないくらい色んなことをしました。母親に「今度こそやめないわよね」と強く念を押され続けました。追い詰められ「やる」と言い返すのですが。嘘をつくつもりは無いけど何かに飛びつかないと収拾がつかない。

 病院にも行きました。
 欲しいのは眠れない夜が辛いので睡眠薬だけ。
 外へ出るのが怖い。人に会うのが怖い。
 食欲も無くなり、痩せました。
 
 家族にとって私は困る存在です。
 
 家族に、私を上回る「困った人」…姉がいましたので、私は霞んでました。風当たりは多少やわらいでいたのですが…。
 その姉が、嫁ぐと、母の全エネルギーが私に向かってきました。母の頭の中は120%、否200%私。私の行動にピタっと読んだように母が前に現れることが多く、コワかったです。でも私が悪いのですから…抵抗できません。

 何も食べられなくなりました。少しでも栄養を摂ろうと牛乳を飲みましたが、もどしました。それを母にも伝えたのですが、ホットミルク入りのマグカップを何度も持ってきます。とろんとした目で。(母もおかしかったのですね…でも私がそう訴えても誰も取合いません。相当おかしくなってからやっと父が気づいたのは半年以上後でした。)

 体重は31キロに落ち…。
 私は初めて切れ、家族たちを罵りました。「こんなに辛いのに、どうして私を頼るんだと」

 「私を頼る」とは…話のつじつまが合わないと思いますが…
 家族には強力な先述した「困った人」姉、母の姉への愚痴の受け皿が私でした。小さいころからずっと。それ以外にも子供として聞きたくないことも母は何でもしゃべりました。それらは他の家族にも話せず自分の中に収めました。私は口が堅い、そうほめる兄弟もいましたから、言わないことに誇りもありました。

 普段おとなしい私が切れたので、私の方がおかしいとされ抑え込まれました。結局、あとで「迷惑をかけた」と私が謝まることに。そのとき家族は満足そうな顔をしました。切れた理由を家族は今でも分からないと思います。説明する気はとうに失せました。無駄ですから。
   
 後年、心療内科の先生に切れた時の話をしたら「(悪くなくても謝ったのは)丸く収めるためにはそうするしかなかったですね…」と言われました。他人の方がわかってくれると思いました。逆に明らかに家族が悪くても謝られた覚えがほとんどありません(笑)。

 それを話した従姉から「私は自分が悪くなければ絶対に謝らない」と言われて、びっくりしました。悪くなければ謝らなくていいんだ…私の中には無い思考です。
 
 
 そして、数年後両親はそれぞれ他界しましたが、
 自分は「価値がない」との思いは相変わらず強固でした。
 道路わきを歩いているとすごい勢いで通る、トラックに自分が吸い込まれるような錯覚が起きました。最近、知ったのですが、物理的に本当に「吸い込まれる」そうです(笑)

 私の転機は…

 近所の方から、お子さんのお勉強を頼まれたことでした。私の様子を知っている方ですから勇気がありますね…。その方から、家庭教師を頼むことにしたが、「あなたなら良いとうちの子からお許しがでたのよ」と言われました。次に、別なお宅からも声がかかり、やがて、塾で働くようになりました。生活費の半分を出せるようになりました。

 そして、紆余曲折を経、今に至ります。

 このように、私が適職に出会ったのはかなり遅いです。
 
 出会えると夢にも思ってませんでした。
 自分が勉強を教える側になるとは…

 先のことは誰にもわかりません。

その後、
 年齢を重ね憑き物がとれたのか、強固だった自殺願望がなくなりました。
 気が付いたら「無くなってた」…という感じです。

 こうしたらいいとか、ああしたらいいとか、具体的なことを言えなくてごめんなさい。
 

 あるお母さんから「先生は(不登校を)乗り越えて、立派にやっておられる」と言われたときは「…?…」と返事できませんでした。立派からほど遠く、「乗り越えた」感はまったくありません。(笑)

 私の経験は変わっていて……もっと、いろいろあるのですが、論旨がズレそうなことは割愛しました。 

 何か事件があるたびに「助けを求めれば…」との論評がありますが、
その勇気も出すまで大変です。

 求めても冷たい対応をされて打ちひしがれることも…私も傷ついたことが。

 それでも、誰もが何かに出会える可能性はあると思い直してください。

 傷ついたら、「冬眠」してもいいと思います。
 友だちの中に、ある日突然「会えない」と葉書がきて、交流が途絶える人がいます。何年か後にコンタクトをとって一緒に出掛け交流再開。ところが、数年後、今度は「会えない」とメールがきました。そんなときはそっとしておきます。このような「冬眠」が必要な人もいます。

 今も、私は「不安」の中にいます。
 でも、その「不安」が私の生きている実感です。
 むしろ、うまく行くと、逆に「何かヘン」と思います。貧乏性ですね(笑)

 どうせなら、「人知れず咲く、野の花のようになりたい」…と言ったら、そばで聞いてた友人に軽く笑われました。無理もないか…(笑)
 どこかで聞いたフレーズだったからですね。目立たなくて静かにいたい。

 別な年下の友達に「いつまで生きたい?」と聞かれました。
 「死ぬまで」と即答しました。

 そんなもんです。深く考えても解決しない。

 今でも夜眠れない時もあります。そんなときは眠らない。
 十代の頃、不眠は深刻でした。
 今はそれほどではない。
 長生きしたいと思いませんが、生きてることも悪くありません。
    
 人間、死ぬときは死ぬ。それまで生きましょう。
 いずれ皆死ぬのですから…大丈夫(笑)
 
 今のことに悲観的になったら、無理に歯向かわずやりすごしましょう。

 ※この文章もうちょっと何とかならないものかと何度も読み返すのですが…
  こんな締めになりました。すみません。


         中学生以前についてはこちら↓
           私が不登校だった頃 中学生まで 




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眠れなくたって…

不登校の子は夜型になる傾向が多いようです。

私は就学前から夜型でした。とんでもないですね(笑)
ラジオの深夜放送は小学生の頃からけっこう聴きました。

学校の前日は緊張します。
「早く起きなくちゃ」と、寝床にはいります。
でも何時間も眠れない。
「起きられなかったらどうしよう」
ふとんの中で何時間もそんな思いがぐるぐる頭を回ります。
これが毎晩。

読書をすれば眠くなるとよく言われますが、
私は読書をすると、逆に頭がさえわたります。
うっかり最後まで読んでしまう。
推理小説などは論外です。
犯人がわかるまで読んでしまいます。

朝は不機嫌です。ぼおっとして食欲もない。

一睡もしないで学校へ行ったこともあります。
一日頑張れば、朝型になると思ったら、
その日は夜眠れますが、3日と経たず夜型に戻ります。

病院で睡眠薬を処方されましたが、
朝は口の中がべとべとになるなど薬の影響が残りました。
(現在の「睡眠導入剤」はそんなことはないようです)

やがて睡眠薬は効かなくなりました。
それでも「眠れないと思いつめないですむなら飲みたい」と思いました。

当時、お医者さんに
「人間、一晩や二晩眠らなくても死なない」と
「眠れなくても、目をつぶっているだけでも、眠ったのと同じ効果がある」と言われました。
気分的にはラクになりました。

結局、私がたどりついたことは、
「眠らなくたっていい」というシンプルなものです。
とりあえず何とかなる。自分を追い詰めるのをやめました。

諦めたら、気が楽になりました。
もっとも、今でも朝が早い用事があれば、一睡も眠らず外出することもありますが。

でも薬は欲しくなくなりました。

眠れないときは
さっさと起きて本を読む、テレビを見る。
何もしたくなければ
テレビをオフタイマーをセットして小さな音を流してふとんに入ります。
そうするといつの間にか眠ってます。

時計は見ません。
時計のコチコチする音はいまだに苦手ですし。
時計を見てしまうと翌日は「今日は〇時間しか眠っていない」などと計算してしまうので見ないようにします。

そのように睡眠時間を把握するよりも、その時の実感で判断したいです。
少ない睡眠時間でも体調がよければいいのですから。

もちろん、誰にでもすすめられるものではありません。
人によっては睡眠時間が少ないと危険な体質の方もいるそうです。
また注意力のいる仕事が控えている方にもお勧めできません。

最近は
年齢的なものでしょうか、大して眠ってなくても朝になると目覚めます。
眠りのリズムでだいたい3の倍数時間で目が覚めます。
一往目覚ましはセットしますが、目覚ましが鳴る前に目覚めます。

頭上の灯りは神経を刺激すると聞き、
夜は本などを読まないなら、天井の灯りを消して過ごします。
確かに、頭上の灯りをつけないでいるとかなり神経が休まります。
多少、眠りに入りやすくはなったようです。

補足:
上記の現象は起立性調節障害だったかもしれません。
心当たりのある方は↓こちらもご覧ください。

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不登校の原因探しは有効か?

ある日気が付いたら、子供が不登校になった。
周囲にとってはそんな感じを受けるのではないでしょうか。

それで、何が原因で学校へ行かないのか探します。
周囲は原因さえとりのぞけば解決すると思います。
不登校が始まったときはと…何があったか。
普通の思考ではそうですね。

でも、それはきっかけに過ぎないことがあります。
原因と思ったものをとりのぞいても不登校のまま…


不登校とは限りませんが…

日本のカウンセラーの草分けである、信田さよ子先生は
子供が問題行動を起こしたときは、
その問題はだいぶ前から始まっていた。
それが何年もたってやっと表面化したと。
「そのとき」だけをみてもわからないという主旨を述べられていました。

そんなに前ですから
本人も家族も気が付けない。

私の場合がそうでした。

十代後半で、ある医師にそれまでの経緯を尋ねられ
10歳のころに何かあったのではと分析されたことがあります。
しかし、母は「この先生何を言ってるんだろう」と首をかしげました。
母がそういうならと当時の私も同意です。
それに不登校は就学前、登園拒否から始まってました。


10歳にあったことと言えば、可愛がってくれたおばあさんと疎遠になりました。
精神的な居場所が減り、より不登校に拍車がかかったとは考えられます。
そういう意味でしたら、お医者さんの分析は正しいですね。
…後付けだと言われれば否めませんが。

さて、原因探しは役に立つのでしょうか。

さまざまな不登校の子と会う機会が多いですが、
あてはまった例に出会ったことはありません。
少なくとも
私の場合は役に立ちませんでした。

かなり後、大人になって
家族関係にも問題があったと気づきましたが、
一般的に家庭内の問題は気付くのは難しいです。
家庭は密室なので、極端な話、善悪さえ及びません。
家族がOKならば例え「悪」だとしても普通なのです。
感覚はマヒしてます。
例え気づけたとしても対処できたか…
難しいです。

誰のせいだと「犯人」探しになってしまい、
たいていは
母親の育て方が悪いことにしてしまう。
でも、
じゃあどうするのかと…何もいい考えが出てきません。
母親を追い詰めるだけで、

不毛です。



まずできることは…
外側から見てくれる信頼できる人をみつける。
色んな角度から見てもらえるよう
そういう人が複数いた方がいいです。
1人に頼り切るのはお薦めできません。
この問題ならこの人、あの問題ならあの人と。
不登校に関しては
学校へいかないことへの理解ある場がいいと思います。
学校へ戻すことのみを是とする人(ところ)だと、より子供を追い詰めます。
そういう点からみてもフリースクールなどのコミュニティとコンタクトをとるのもひとつの手です。

原因を特定できなくても「今」「ここ」でできることが見えてきます。
不登校の場合は一般的常識とは違う、
子どもに「してはいけないこと」があります。

家族を家族の外側から見ます。
原因探しよりも有効です。

とりあえず「家族という密室」から出ることです。


この記事も↓よかったらご覧ください。
原因探しは悪影響…カウンセラーの視点


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