不登校の子、勉強のわからない子のためのプロ家庭教師です

困っている子のために

When one door is closed,many more is open. 「ひとつのドアが閉まっている時、もっとたくさんのドアが開いているんだよ」ボブ・マーリー
元不登校で共感力が強い家庭教師です。
家庭教師歴20年以上 大人の目線で見ない、世間の見方に流されません。 その子の道が必ずあります。

2016年11月

 不登校、学習障害とくくるのは抵抗を感じます。
 ひとりひとり、全く違います。
 それぞれのお子さんの様子をじっくり見て、その子に合う方法を見つけます。授業後にお母さんとたくさんおしゃべりして、いい勉強法を見つけることも多いです。
 子供たちは色んな人の目で、色んな角度で見てあげたいですね。私もその一人です。

学校へ戻すことだけが目標?

「不登校は学校へ戻すことを目標にすべき」…かな

今でもそうなんだ…。これしか言わないんだ。

数年前、家庭教師派遣で不登校の子供のサポートをうたった会社へ

興味をもち、行ったことがあります。

若い、支店長(と名刺に記載…一見、塾なのに支店長に?…)が応対してくれました。

広々とした明るい事務所には教室のようなコーナーもありました。
この会社は学校の校長先生と連携をとっているとのことでした。

そこへたまたま高校生くらいの男の子が入ってきて
「勉強をしたくない」と他の社員にうったえてました。
社員はごねる子に「校長先生にいいつけるぞ」と強い口調で応じてるのが聞こえました。


すると、支店長は席をはずし、急いでその子を事務所の外へ連れだしました。
しばらくその子と話す様子がガラスの向こうに見えました。

もどってきた支店長に

「学校へ戻すことが目標ですか」と聞くと、

「そうです。子どもたちがそう望んでいますから」と即答しました。

私は首をかしげました。

40年前と変わらない認識です。
この会社は不登校生募集と大きくうたっているのに…浅い…。


どの子供も学校へ戻りたいと言うのは当たり前です。
他に選択肢を知らない…
望んでいなくても「そう言わざるおえない」のです。


でも、行きたいと言いながらも出来ません。
身体がいうことをききません。
その裏にいろんな思いもあります。
辛さ。苦しさ。孤独。疎外感。

「学校へ行かないと将来が不安だ」と
それは「圧倒的正しい」、子どもが抵抗できない言葉です。
子供を追い詰める言葉です。
親も追い詰めます。
その不安に子供自身、毎日苛まれています。
私がそうでした。

一概にこうしようとは言えません。
そこにマニュアルは存在しません。

まず、その子の学校へ行っていない「今」を肯定してあげたいです。

学校へ行かなくていい。


最近、ある不登校の子のお母さんから聞きました。
我が子が学校へ行けなくなった時、
小・中学校へ行かなくても卒業できると誰も教えてくれなかったと。
知らないから、登校行動を無理強いし子どもを傷つけたかもしれないと。

学校は教えてくれない。
「お母さんしっかりして下さい」と、とにかく登校を促す。
もしかしたら、学校の担任の先生も知らない?
自分のクラスに不登校の子どもが出て
促しても登校しないので調べたら…先生自身も初めて知るのでは?と勝手に想像します。

学校へ行かなくても、生きていく道は必ず見つかります。



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逆効果?トラウマ治療法

 トラウマの原因を思い出させる治療法があります。以前盛んにテレビでも、女優さんを使って放送されました。
 それは、トラウマに関する記憶は意識、無意識に消す、あるいは消そうとしているのが通常である。そのトラウマが無意識下で自分に問題を起こしている。だから、それを思い出し吐露することで正常の意識になれるという治療法でした。

 ところが、その治療法は、アメリカではとうに廃れた考え方だとこの本で初めて知りました。



 この本によると、その経緯は…

 1990年代、アメリカの精神科医学界にトラウマブームが起きました。ところが、医者から虐待が実際に無くても「あったという前提」で治療を受けていくうちに患者は「親に虐待を受けた」と思い込んでしまう、偽りの記憶が表れると心理学者リチャード・オフシーが告発しました。患者が親を訴えたり、訴えられた親が精神科医を訴える等の問題が起きるようになりました。

 さらに1997年に記憶研究者のエリザベス・ロフタスはトラウマ記憶を呼び起こす治療法が逆効果であると突き止めたそうです。むしろ、患者は悪化し、離婚、入院治療が必要になる、自殺、自傷行為を試みる人が大幅に増えたそうです。要はデメリットしかないと。

 この本では過去は肯定的にとらえた方が心の問題が解決につながっていくという考え方も紹介されています。 親に恨みを持っている人でも大抵何かしらいい記憶があるもので、自分は家族に愛されていたと気づけると。愛されていたならば、「私には生きる価値があった」と自己肯定感が増します。

 私自身も、悪いことを思い出すと追体験してしまい…体までも痛くなります。トラウマに関わるのは専門家に誘導してもらわないと危険かもと控えたのですが、この本によれば専門家でも逆効果だったわけです。それに、たまにですが、良かったことも思い出します。すると、確かに体がラクになります。悪いことは「言いたい」のに「言うな」と「抑えつける」のはいいとは思えません。しかし、無理に思い出す必要はありません。良いことを思い出した方が、たしかに元気になります。

 ところで、こんな話を聞いたことはありませんか。
 父親にさんざん困らされた母親が、父親が亡くなった後、いい思い出しか言わなくなる。子どもたちは「あんなにお父さんの悪口を言ってたのに…」とあきれる話です。それは、夫婦だからとか、単純に忘れたのではなく、終わったことを美化してしまうのは、これからを楽しく生きるための自然な防衛本能かもしれません。
 
 この本の他の章は賛否両論ありますが、この精神科関連の章は大変興味深かったです。

 悪いことは「わざわざ」思い出さなくていいと思います。


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