私の大学受験資格受験検定(現 高等学校卒業程度認定試験)の経験です。
私がこの制度を知ったのは…
中学の時、学校へ行く代わりに市の青少年教育センターに1年ほど通いました。不登校の子専門の機関です。そこで知り合った、1年留年していた同級生から教えてもらいました。(そこのカウンセラーや教師からではありません。)
学校の先生の認識
私の通った通信制高校の先生の中には直前に「検定を受けます」と話すと「落ちるよ」と軽く言う先生がいました。週に1回会うか会わないかの先生で人間関係はありません。合格した後、退学届を出しにいったとき、その先生にも「受かりました」と報告したら、にやけて返事しませんでした。
おそらく、学校の先生はこういう制度に対しての認識がないのだと思います。不登校に理解がある先生は学校に一人いればいい方だと伺ったことがあります。認定試験への理解もあまり期待できないかもしれません。
受験勉強
過去問題集と高校の教科書を購入し、 過去問題集をメインにして勉強しました。
試験問題 殆どが選択問題です。(H27年度の過去問と解答は文部科学省のHPで公開されてます。)
メンタル面…こっちの方が問題でした。
自分で「受ける」と決め申し込んだにも関わらず、試験日がせまると受けたくない心境に…前日には家族が「一夜漬けでもいいから勉強しようよ」と数学の教科書を持って励ましてくれました。受かることよりも、「受けるだけ受けよう。参加することに意義がある」とそんな気持ちでした。
余談ですが、
試験二日目に会場に向かう途中でへまをしました。試験に向かう電車で教科書を読むのに夢中になり、乗換駅を乗り越してしまいました。確実に遅刻です。もどって乗り換え電車を待つと、遅刻による入室猶予時間に間に合うかどうかわかりません。それで乗換駅まで戻り、タクシーに乗りました。1人でタクシーに乗るのは初めてだったと思います。降り際に運転手さんが「がんばってね」と声をかけてくれました。間に合いました。(…結局合格しましたので諦めなくてよかったです。)
通信制高校で2科目の単位を取り、残りは検定試験で取りました。
検定合格後
大学受験は検定試験レベルでは歯が立ちません。
私は小論文のある学校を受験しました。
大学受験で
願書を出す時
受付の事務員に、大学受験資格検定の願書の記載を見て「何ですか、これ」と言われました。一か所だけ「頑張りましたね」と言って受け付けてくれた事務員の方がいました。
面接で必ず聞かれたこと。
どの大学でも同じ主旨の質問をされました。
「今まで、ひとりで勉強してきたのだから、わざわざ大学に入る必要はないのではないか」です。
始めは「そんなことはありません」と応えるのが精いっぱいでしたが、
一番いい答えは「1人の勉強では行きづまります。学校でいろんな人に出会って刺激し合って勉強したいです」
これは面接官も、自分自身も納得できるものでした。
さて、高校時代というものは、一生の親友ができると聞かされてました。私は高校時代がほとんどありません。 その点では残念かなと。でも、本当のところ、両方の経験ができるわけではありませんから確かめようがありません。気にしてもしかたありません。
高校に行かなくても色んな対処がある。
高等学校卒業程度認定試験はその一助ですね。
高等学校卒業程度認定試験について↓
「高校へ行かず大学進学する方法1」
高等学校卒業程度認定試験の詳細は文部科学省のホームページを見て下さい。
文部科学省ホームページ トップ>教育>大学・大学院、専門教育>高等学校卒業程度認定試験(旧 大学受験資格検定)
文部科学省ホームページへはここをクリック
私と一緒に勉強したい方は
私がこの制度を知ったのは…
中学の時、学校へ行く代わりに市の青少年教育センターに1年ほど通いました。不登校の子専門の機関です。そこで知り合った、1年留年していた同級生から教えてもらいました。(そこのカウンセラーや教師からではありません。)
学校の先生の認識
私の通った通信制高校の先生の中には直前に「検定を受けます」と話すと「落ちるよ」と軽く言う先生がいました。週に1回会うか会わないかの先生で人間関係はありません。合格した後、退学届を出しにいったとき、その先生にも「受かりました」と報告したら、にやけて返事しませんでした。
おそらく、学校の先生はこういう制度に対しての認識がないのだと思います。不登校に理解がある先生は学校に一人いればいい方だと伺ったことがあります。認定試験への理解もあまり期待できないかもしれません。
受験勉強
過去問題集と高校の教科書を購入し、 過去問題集をメインにして勉強しました。
試験問題 殆どが選択問題です。(H27年度の過去問と解答は文部科学省のHPで公開されてます。)
メンタル面…こっちの方が問題でした。
自分で「受ける」と決め申し込んだにも関わらず、試験日がせまると受けたくない心境に…前日には家族が「一夜漬けでもいいから勉強しようよ」と数学の教科書を持って励ましてくれました。受かることよりも、「受けるだけ受けよう。参加することに意義がある」とそんな気持ちでした。
余談ですが、
試験二日目に会場に向かう途中でへまをしました。試験に向かう電車で教科書を読むのに夢中になり、乗換駅を乗り越してしまいました。確実に遅刻です。もどって乗り換え電車を待つと、遅刻による入室猶予時間に間に合うかどうかわかりません。それで乗換駅まで戻り、タクシーに乗りました。1人でタクシーに乗るのは初めてだったと思います。降り際に運転手さんが「がんばってね」と声をかけてくれました。間に合いました。(…結局合格しましたので諦めなくてよかったです。)
通信制高校で2科目の単位を取り、残りは検定試験で取りました。
検定合格後
大学受験は検定試験レベルでは歯が立ちません。
私は小論文のある学校を受験しました。
大学受験で
願書を出す時
受付の事務員に、大学受験資格検定の願書の記載を見て「何ですか、これ」と言われました。一か所だけ「頑張りましたね」と言って受け付けてくれた事務員の方がいました。
面接で必ず聞かれたこと。
どの大学でも同じ主旨の質問をされました。
「今まで、ひとりで勉強してきたのだから、わざわざ大学に入る必要はないのではないか」です。
始めは「そんなことはありません」と応えるのが精いっぱいでしたが、
一番いい答えは「1人の勉強では行きづまります。学校でいろんな人に出会って刺激し合って勉強したいです」
これは面接官も、自分自身も納得できるものでした。
さて、高校時代というものは、一生の親友ができると聞かされてました。私は高校時代がほとんどありません。 その点では残念かなと。でも、本当のところ、両方の経験ができるわけではありませんから確かめようがありません。気にしてもしかたありません。
高校に行かなくても色んな対処がある。
高等学校卒業程度認定試験はその一助ですね。
高等学校卒業程度認定試験について↓
「高校へ行かず大学進学する方法1」
高等学校卒業程度認定試験の詳細は文部科学省のホームページを見て下さい。
文部科学省ホームページ トップ>教育>大学・大学院、専門教育>高等学校卒業程度認定試験(旧 大学受験資格検定)
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私と一緒に勉強したい方は