♪一年生になったら 一年生になったら、友達百人できるかな♪…

 新一年生が歌うと無邪気で可愛いです。

 友達が多くない私には縁遠い歌です…絵空事かなと思ってました。

 ところが…この歌を気楽に聞き流せない子供達もいるようです。
  
  この歌には友達がたくさんできるのは「良いこと」と暗黙の了解があります。
 だから友達ができないのは「悪いこと」と意識させる圧力がかくれています。
 学校では”クラス全員と仲よくしなければ”という目でクラスメートを見るようになり、(どう考えても不可能!)できないから、教室で自分がひとりぼっちのような寂しさを感じ、それでも頑張ろうとして気を遣い疲れてしまう。やがて学校へ行くのが苦痛になり、不登校へというケースがあるそうです。
   (参照 小栗正幸著「発達障害児の思春期と二次障害予防のシナリオ」)



 「友達が多いのは良いこと」が、子供を追い詰めます。
 この歌に悪気はないし、可愛い。でも手放しで賛同するには違和感があります…。
 みんなが賛成することに異をとなえるのは小さなことでも勇気がいります。この歌が好きな人にはごめんなさい。
 

 私が、子供の頃、身近に中・高校時代とても友達が多い人がいました。彼の家にはいれかわり立ち代わり毎日のように友達が遊びに来ました。晩御飯を食べていく友達も多くてとてもにぎやかでした。当時、彼は社交的でかっこよく見えました。ところが…社会人になって、私が数少ない友達と悩みを話し励まし合い、連絡をとりあっているのを知って、「そういう人がいていいな」とうらやましいがっていたと彼の奥さんからきかされたことがあります。彼は、いざとういとき相談できる人がいなかったようです。

 「友達がたくさんいるということは一人もいないのと同じ」これは誰の言葉でしたっけ。ある面あたってますね。

 友達は少なくてじゅうぶん。その友達の顔を思い浮かべるだけで心が温かくなり、頑張ろうと思える人が一人でもいれば幸せです。


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