不登校の子、勉強のわからない子のためのプロ家庭教師です

困っている子のために

When one door is closed,many more is open. 「ひとつのドアが閉まっている時、もっとたくさんのドアが開いているんだよ」ボブ・マーリー
元不登校で共感力が強い家庭教師です。
家庭教師歴20年以上 大人の目線で見ない、世間の見方に流されません。 その子の道が必ずあります。

2014年12月

 不登校、学習障害とくくるのは抵抗を感じます。
 ひとりひとり、全く違います。
 それぞれのお子さんの様子をじっくり見て、その子に合う方法を見つけます。授業後にお母さんとたくさんおしゃべりして、いい勉強法を見つけることも多いです。
 子供たちは色んな人の目で、色んな角度で見てあげたいですね。私もその一人です。

宿題したくないよ…

 宿題を忘れない子がいました。宿題を出すと、すぐにやらないと気が済みません。
 ところが思春期になると、宿題忘れが目立つようになりました。
 出題範囲を分散するとやり残します。例えばプリントは全部するけど、教科書やワークから出した分は忘れる等。
 それで宿題出題範囲表を作って、授業の終わりに宿題内容を本人に書き込ませるようにました。喜んで積極的に書き入れてくれます。始めはそれでも忘れましたが、徐々に全部やりきることも増えました。

 ところで宿題忘れには 同情できる面もあります。
 宿題を沢山したからといって、成績は簡単に上昇しません。何度も反復して、少し休止期間を置き、再び始めるなどをする中で出来るようになるケースが多いのです。そのプロセスの長さで本人は勉強をするモチベーションを保てなくなったかもしれません。

 こんなことがありました。
 私は漢字の書き取りを宿題に出します。翌週の授業で書き取りチェックテストをします。あるとき、いつもより点数が低いことがありました。 本人は「たくさん練習したのに…」と初めてつぶやきました。今まで点数があまり伸びなくても黙々と書き取りを続けました。「めげない子だ」と敬服しました。だから、これを聞いたときは、胸が痛みました。

 何が効果的か、色んな模索をした中から一つ思いつきました。英単語練習表を宿題にしてましたが、綴りはあまり覚えられません。しかし訳をかなり覚えます。それで授業に単語の和訳テストを組み入れました。

 するとテストを重ねるたびに得点がぐんぐん伸びます。100点をとることもあります。これには本人もとても喜びました。

 宿題をしていないことを責めても追い込むだけです。得意な部分を見つけ、成果をだし、そこを励まして、他も頑張ろうという気持ちにさせてあげたいですね。
 
  

私と一緒に勉強したい方は

答え間違いを切り捨てるな。経路がおもしろい

  子供たちと一緒に勉強をしていると、人間の理解の仕方の経路を教えてもらえます。
  私の教えたち子は不注意ミスであっても「よく見なさい」という指導は通用しません。どこを見て、そう判断したのかちゃんとプロセスをたどります。

 例えば算数の計算問題はパッと見てすぐにとりかかれそうです。
 しかし、細かく見ると、計算も各段階を踏んで行っています。
 四則混合計算を解く場合。
 「+」と「×」があれば…どこから計算するか…「×」が先だ…解いた…あっ「+」の計算をし忘れた…このように、ひとつひとつ判断して、その経路をハッキリ見せます。
 無意識で気付きませんでしたが、人間って計算ひとつにもいろんなことを瞬時に判別して解いてます。
 国語の文章問題も子供たちが不正解を言うと、おとなは「よく見なさい」とか「ちゃんと読みなさい」とおおまかに言いがちです。
 しかし、それでは子供たちは文章全体をただ眺めるだけで、どうしていいか分からなくなり困惑します。それよりも、問題文のキーワードはどれか。その言葉から文章の何に注目するのか、それをどうやって見つけたらいいのかを具体的に一緒にたどります。

 それを繰り返すうちに子供も見つけるのが上手になります。

 一緒にそうしながら実は私自身も思考の経路を意識するようになります。そして、人間の脳っておもしろいなあと思います。

 ところで教え子には答えを先に教えて、どういう経路でその答えなるのかと逆のプロセスを一緒にたどることもあります。哲学で言えば帰納法ですね。

 これも結構楽しいです。経路を見るのはおもしろいです。
 




私と一緒に勉強したい方は

「読めない」には理由…見え方

 文章を読むと、つっかえつっかえ、たどたどしくなる子がいます。
 
 国語の授業の朗読はつらいものになるでしょう。周囲は文を読めない、できない子と判断します。あの子に読む番が回ったら、つっかかるし聞きにくい…と。

 気付かないことが多いのですが、そこに「見え方」の違いがあるかもしれません。

 行や文字をとばすのは、本人に文章の行と行が波打って重なって見えている場合があります。

 その「見え方」は本人にとって日常なので、おかしいと思いません。それしか経験がないから、困るなどと主張しません。その波打つような「見え方」で他の子はちゃんと読めるんだと思います。そして「自分だけ」できないと落ち込みます。 
 
 教え子の中にもそんな子がいました。

 漢字は読めるのに、朗読はひっかかる、変だなと思いました。
 試しに本に定規あてて隣の行を隠して読んでもらいました。読むのが楽になりました。
 そして、ずっと定規をあてて読んでいるうちに定規が不要になりました。繰り返すうちにトレーニングになったのかもしれません。
 
 ビジョントレーニングなるのもがあると知りました。人によって見え方が違う、その「見え方」を改善しましょうということです。定規をあてるのもその一つです。

 以下はそのとき参考にした本のひとつです。画が多く見やすいです。




 その子は睡眠時間も長いと伺って、もしかしたら、その見え方も視覚に負担がかかり、疲労も大きいのではと…思いました。単純に「よく眠るね~」なんて、のんきな子扱いしたら的外れです。

 あるドキュメンタリーで老年期を迎えた婦人が自分が発達障害だったと知り、文章が読めないのも見え方の問題…子どもの頃から「できない」と言われ続けた辛さを思い出し、自分はバカではなかったんだとインタビューに答えてました。

 そんな思いをさせたくありません。

 心したいのは、発達障害などの知識は必要ですが、知らなくてもそういう子に出会ったら、なぜだろう?と疑問をもつことです。

 「できない」には「できない」理由があります。

 繰り返しますが、子供本人は説明できません。周囲が「探る」必要があります。
 
 それで発達障害と分かっても、だからしょうがないとか、だめとか切り捨てる言い訳にするのもいただけません。発達障害だからこそ伸びる部分があります。それを「探る」のも周囲の役目です。

 それは子供から「学ぶ」ことでもあります。
 私自身このブログではなるべく「教える」を使わないようにしてます。なんか上から目線の響きがあるからです。「一緒に学ぶ」方が好きです。


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