平方根・助詞の分別は必要なの?
再び不要な知識(かもしれない)を学ぶことについて考えます。


勉強は通常の生活には使うと思えない、
実生活と無関係としか思えないことも学びます。

子供たちが「何でこれを勉強しなくちゃいけないか」と思うのは当然でしょう。

「『は・が・も…』助詞を見分けるなんて要らないと思います
「平方根なんて…ふだん見たことない
「因数分解?使うの?

「役に立たないのにやりたくない
「無駄なことを勉強したくない

私も中学生のときはそう思いました。
それでもおもしろいと思ったものは勉強しましたが…。

大人がよく言うのは
「義務教育は基本だから、知らないと将来、相手にされないよ」
「やらないと後で困るのは自分だよ」

私も子供の頃言われたかな。
大人たちがこう言うのもおそらく
自分自身、子供の頃そう言われたからではないでしょうか。


  子供は「今の不満」を言ってるのに、
  大人は「将来の不安」で応じる…なんだかね。
  話がかみ合わない。

大人のこれらの対応は子供をだまらせる効果はあります。

でも中には負けない子供もいます。
「後で困るのは自分で他の人は困らない。だからやらなくていいでしょう

ここまで言うとは、
素晴らしい!アッタマイイ。覚悟ができている…かどうかはワカリマセンが

初めての教え子に
「なんで勉強するの?」言われたのを思い出しました。
そのときは
「あなたが将来何になるか分からないから
いろんな知識を身に付けて自分の引き出しを増やしましょう。」
と言った覚えがあります。


でも、この場合は通用しないですね。
私もそう思うので、さっさと認めます。
「そうだね。役に立たないね」と。
因数分解は思考的には役に立つ事例を聞いて感心したことがあるのですが、
平方根など
ホントに普段の生活で使ったは覚えがありません。

でも、セオリー通りのことを言うのは嫌いです。

  やらないと「テストで困るよ」「将来困る」
  高校入試試験にでるよ。etc
   
  子供たちが求めている納得できる答えはそれではないと思います。


さて、私の反応にあきらめたのか
子供は黙って勉強を再開しましたが、
私はあきらめきれず
教科書の後ろのページをめくって、
「やらなくて済まないかな…ああ…また出てくるね」
子供は勉強の手を止めて「えっ?」
「ほら、終わりの方にまたあるよ」
子供も教科書をめくって「本当だ」

今、流してもいいけど…もし必要になったら、
自分ひとりで調べ学べるよすがになればと勉強を続けました。

後で、実際にどんな場面で使う知識か検索しました。
回答のなかには
「将来困る」「役に立たくても学ぶべきだ」
などもありましたが…

親切な回答もたくさんありました。
役に立った具体的経験です。

その子の興味に沿う内容を選んで
プリントしたものを後日、渡しました。
その中の
ある方の「知識はお金になります」の言葉は
ここだけ抜き出すとあまり感じよくないですが、
ご自身の仕事内容を詳しくのべた後の締めでしたので
説得力がありました。

あまりに現実的で子供と一緒に苦笑しました。

子供の求めている答えはこれではないかもしれません。
でもプリントは持ち帰ってくれたのでひとまずホッとしました。

おそらく子供も明快な答えは無いと分かっているかもしれません。

 



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