家で育つ子どもたち「在宅不登校」から「ホームエデュケーション」へ
2017年5月 

世界のホームエデュケーション
具体的な例と制度について

 シューレ大学スタッフ 朝倉景樹さんの話
アメリカもホームエデュケーションは200万います。

イギリス・・全国規模のネットワークがとても充実
     ・人数
      統計を嫌う国民性なので推計8万人。
      登録人数 2万人 登録で地域の担当からアドバイスを受けられる。
               干渉を嫌う人は未登録
     ・70年の歴史がある。フリースクールとの交流も盛ん
     ・イベント、家庭の催しなどはニュースレターで送る。
     ・公の協力がある 
       用具などの共有 地域のスポーツクラブ、教会の合唱団参加など
        望遠鏡とか、体育器具など学校と同様に貸してもらえる。
     ・社会性 ネットワークがあるので友達ができる。
       通学している子達ともとも仲よく遊ぶ
     ・選択的ホームエデュケーション
フィンランド・・柔軟性の高い学習指導要領を活用したインターネットサポートがある。
       合法。推計400人~500人

ニュージーランド・・現時点でホームエデュケーションのシステムが最も充実
      ・人数6000人(学齢児童の0.76%)
      ・政府からの現金補助(2016年換算) 
         半年に1回簡単な報告書を提出
         提出し忘れると子どもの安全をみにくる
                                   1人目 14万円
                2人目 12万円     
                3人目 10万円
                4人目   7万円
      ・歯科・医療は学童児と同じ補助が受けられる。
韓国・・日本と共通した社会背景での例として紹介
      ・フリースクールはイギリスより多い。
      ・田園型の全寮制のフリースクールもあるが、合わない子は   
       ホームエデュケーションへ行けるので不安はない。
      ・7~10人集まり勉強する
      ・進学目的ではない塾がある。
      ・学びの場を決めるのは子どもと親である認識がある。

以上

日本は義務教育は無償とするとありますが、学校制度から外れると…無償ではありません。
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シンポジウム③ホームエデュケーション若者から ページへ
シンポジウム④ホームエデュケーション親から ページへ



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