録画をしてあった、広上淳一氏(京都交響楽団常任指揮者)と井村雅代氏(シンクロナイズドスイミングコーチ)の対談を遅ればせながら見ました。この二人の組み合わせは広上氏が希望したそうです。感銘したことを覚書も含めてまとめました。

対談のテーマは教育。

井村コーチのポリシーは
①悪いところを指摘し、叱る。
②どうすれば直るか具体的に教える。
③直ったか確認する。

 決して叱り放しにしません。良くなるまでしつこく繰り返し教えるそうです。

失敗したことを考えるより、成功するためにどうするかを考える。

自分自身も考えすぎない。
トレーニングの後、帰りの車中ではシンクロのことを忘れ、疲れないようにする。
御自身はそのような「排除能力」に優れているそうです。
考え込みそうになると「堂々巡りだ」とパッと止めるそうです。

一番怖いのは…
同じことをすること。
「そこそこ」教えられるがそれは足踏みをすること。
毎日チャレンジしたい。
達成感を得られる場所へ選手を連れてってやりたい。

テレビのニュースなどでは選手を叱咤する場面がほとんどです。
しかし、それだけでは選手があんなについてくるわけはありません。
まして、井村監督は言葉の通じない中国の選手も育てあげたのですから。
ところで…
中国の監督に就任した時は裏切り者扱いをされました。しかしその目的はやっと認められた日本のシンクロの美的感覚を一過性でなく世界スタンダードにするために海外(中国)に出たそうです。未来を見据えての行動でした。

広上淳一氏は
NHKの紹介では「のだめカンタービレ」で飛び跳ねてタクトをふる小柄な指揮者、片平元が登場しましたが、そのモデルではないかとのことです。ちなみにそのドラマでは石井正則さんが演じました。広上氏は最近は、あまり飛び跳ねなくなったそうですが。

広上氏も若手に教えています。
心がけていることは、
①その場でほめる。
②失敗も大事。経験により、失敗しても慌てなくなり、次はどうするか考えられるようになる。
  

子供の頃は転校が多く、転校先によって同じ自分なのに人気者になったり、いじめの対象になったりしました。
そこで学んだのは自分の意思をまげてまで相手に媚びる必要はないということでした。


広上氏は日本の教育の失敗は
「ここまで行けば後はラクになる」と教えたことだと言います。
本来はそこから開拓するのだと。

…到達点はないということですね。

また、遠回りは悪いことではない。
でも、しなくてもすむように教えてあげたいと。






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