ある女の先生の話を聞きました。その方が10年前、初の担任で小5のクラスを持ったときのことです。
 1人、男の子が乱暴で授業中に歩き回り、授業を妨害します。注意しても「クソババア!」とまったく受け付けません。他にその子に同調する子ま出てきて学級は崩壊状態に なってしまいました。そんな日々が続き、先生は疲れ切り、とうとうストレスで片耳が聞こえなくなりました。

 そんな中、先輩の先生が声をかけてくれ、よく食事に誘ってくれました。
 注目すべきは、先輩の先生に「大丈夫?」と聞かれたら、「大丈夫」と答えて何も言いだせなかったという彼女の言葉でした。誘われて、一緒に食事を共にする中でいろいろ悩みを話せたということです。そして「みんな同じように悩んだ」と励まされ、色々なアドバイスも受けられたそうです。
 先輩の先生のアドバイスで、校長先生にも実情を知ってもらいました。
 その小5の男子の家庭に問題がありました。母親がいなくなる等あり、妹の面倒や家事がその子にすべてかかっていたようです。洗濯物に手がかかり、遅刻することもありました。
 担任の先生はその子と何とかコンタクトをとりたいと、休み時間にその子を見ていたら、サッカーが得意だと見えてきました。そこで、「一緒にやろう」と声をかけました。はじめは「女が?」嫌がられましたが、先生はゲームに加わり「大人げなく」力いっぱい走り一緒にサッカーをしました。

 だんだん乱暴もおさまり、卒業するときには「ぼくたちのことを忘れないで」とまで言ってくれました。

 その先生は最後に先輩の先生の励ましと協力が無かったらここまでできませんでしたと。
 他の学校に転勤で移りましたが、そこでも率先して先生同士の親睦を図っていますと話しておられました。

 先生よチームを作れ…です。



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