世の中にはもっともらしい正論がたくさんあります。
例えば…
 子供が学校などで不登校等で適応できないと「親の愛情不足」と簡単に言われること、
友達がたくさんいるのはいいこと等です。
 それらは自分の現状に合わない、でも反論しにくい、正論です。
 それで自分の感覚の方がおかしいのかなと思います。
 この本の著者小栗正幸氏は現場の人です。それらの「無神経な正論」に対してきちんと反論しています。
 この著者は教育テレビのハートネットTVで初めて知りました。
 番組は子供の家庭内暴力がテーマでした。当事者のお母さん方が多数登場して現状を語っていました。
 中でもあるお母さんが「子どもの暴力が始まったらとにかくその場は逃げる」と発言した時、
「子供の頭が冷えるまで出かけるのはいいことです」
「暴力をふるう子も落ち着いて話を聞くと暴力をやめたいと思ってます。」
「親子共々同じことを思っているのですよ」
  等と話に具体性があり、その口調にとても温かみがありました。

 それでどんな人なんだろうと思いこの本を見つけました。

 この本は非行化した子供達について多く触れていますが、辛い状況に陥ったどんな子にもあてはまる内容です。その子どもたちが立ち直るためには何が重要か。それは傷つけられた自尊感情を回復させることだと述べ、回復への具体的なアプローチが詳しく説明されています。
 
 冒頭で述べた世間では「正しい」はずなのに違和感を感じる正論への実態を交えた考察もありました。具体例も挙げられており、その内容はとても納得できました。

  読んでからだいぶ経ちましたが今でも機会があるといろんな人に勧めています。
  小栗正幸氏は前・宮川医療少年院院長 宇部フロンティア大学臨床教授 特別 支援教育ネットワーク代表(NHKハートネットHPより)

↓上記の本の内容で、心に響いたことをまとめました。
「親の愛情不足」…簡単に言わないで ページへ



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