シン・エヴァンゲリオンを見ました。
エヴァンゲリオンはテレビ放送当時は…チラッと見て台詞が哲学的で気楽に見られず…結局見ませんでした。ただ…エヴァを見て画面の点滅のせいでしょうか,具合が悪くなった人が続出したというニュースが流れました。私の記憶ではアニメの冒頭画面に「部屋を明るくしてみましょう」というテロップが付くようになったのはそれがきっかけだと思います。
この2.3年の間、私がアニメ、声優好きと知った複数の教え子からほぼ同時期にエヴァンゲリオンを奨められました。ある子はシンジとカヲルのピアノ連弾場面の映像を見せてくれました。別の子は戦闘場面は他のアニメと違い「痛み」を感じると教えてくれました。
二十年以上前、生まれる前の作品を子供達が熱く語る…それで、いろいろ調べ、本編も全部ではありませんが…見ました。旧作映画も。映像美はもちろんのこと音楽の組み合わせもおもしろい、内容も深い。ですが、どうもストーリーがつかめない。解説も読みましたが、ぴんと来ない。すぐにわかるものは面白くないので…この方がいいのですけど。主役のシンジ君に共感できない。(ファンの方々ごめんなさい)
昨年、岡田斗司夫さんの解説でエヴァはシンジの視点だけで描かれているからわかりにくいと聞き、なるほどと思いました。シンジ君自身が事態がわからないままストーリーがどんどん進んでいく…視聴者はシンジ君の不安を追体験していく…。
さて、映画「シン・エヴァンゲリオン」が公開されました。皆の熱が冷めた頃に見に行くつもりでしたが、舞台挨拶中継も見られるというので急遽行きました。舞台挨拶の話題は最終話への感慨が中心でしたが、声優の石田彰さんは物語に翻弄されたとか…(結局)シンジとゲンドウの関係性に注目するとわかるのではという主旨をおっしゃってました。ゲンドウの行動にツッコミをいれてました。
アニメ自体、何もないところから作り上げていく大変な作業です。更にそれを凌駕した凄い映画でした。架空と現実の境目が曖昧な…渚カヲルの「渚」も海と陸の「境目」を意味するらしいですが…余韻の残る映画でした。日頃はテレビで見られるようになったらと無精者の私ですが…これは劇場で是非「体験」したい映画です。岡田氏が正装していくべき映画と解説したのでホントに正装して行きました(笑)。

エヴァンゲリオンはテレビ放送当時は…チラッと見て台詞が哲学的で気楽に見られず…結局見ませんでした。ただ…エヴァを見て画面の点滅のせいでしょうか,具合が悪くなった人が続出したというニュースが流れました。私の記憶ではアニメの冒頭画面に「部屋を明るくしてみましょう」というテロップが付くようになったのはそれがきっかけだと思います。
この2.3年の間、私がアニメ、声優好きと知った複数の教え子からほぼ同時期にエヴァンゲリオンを奨められました。ある子はシンジとカヲルのピアノ連弾場面の映像を見せてくれました。別の子は戦闘場面は他のアニメと違い「痛み」を感じると教えてくれました。
二十年以上前、生まれる前の作品を子供達が熱く語る…それで、いろいろ調べ、本編も全部ではありませんが…見ました。旧作映画も。映像美はもちろんのこと音楽の組み合わせもおもしろい、内容も深い。ですが、どうもストーリーがつかめない。解説も読みましたが、ぴんと来ない。すぐにわかるものは面白くないので…この方がいいのですけど。主役のシンジ君に共感できない。(ファンの方々ごめんなさい)
昨年、岡田斗司夫さんの解説でエヴァはシンジの視点だけで描かれているからわかりにくいと聞き、なるほどと思いました。シンジ君自身が事態がわからないままストーリーがどんどん進んでいく…視聴者はシンジ君の不安を追体験していく…。
さて、映画「シン・エヴァンゲリオン」が公開されました。皆の熱が冷めた頃に見に行くつもりでしたが、舞台挨拶中継も見られるというので急遽行きました。舞台挨拶の話題は最終話への感慨が中心でしたが、声優の石田彰さんは物語に翻弄されたとか…(結局)シンジとゲンドウの関係性に注目するとわかるのではという主旨をおっしゃってました。ゲンドウの行動にツッコミをいれてました。
アニメ自体、何もないところから作り上げていく大変な作業です。更にそれを凌駕した凄い映画でした。架空と現実の境目が曖昧な…渚カヲルの「渚」も海と陸の「境目」を意味するらしいですが…余韻の残る映画でした。日頃はテレビで見られるようになったらと無精者の私ですが…これは劇場で是非「体験」したい映画です。岡田氏が正装していくべき映画と解説したのでホントに正装して行きました(笑)。